きっかけは冬の時期に母親が脳梗塞を再発して、車椅子の生活になった事でした。
以前の住まいでバリアフリーや断熱のリフォーム工事を行った場合、自分達の希望を叶えるには新築と変わらない費用が必要になりました。
そこで新築を検討したのですが、以前の敷地内で建て替えるか新しい土地で建てるかで悩みました。それと、どこの住宅メーカーに頼めばいいのか？、初めての事ばかりで大いに悩みました。

以前の住まいは築５０年の家だったので断熱性が全くなく、冬は寒く夏は暑いという中で住んでいました。また何度も増築をして大きくしていった背景から、家の中は段差だらけで大変不便でした。
敷地も高速道路の陰になっており朝陽が届くのが遅かったり、家の前が交通量の多い幹線道路で防音性が低く、とても快適ではありませんでした。

以前から家を新築するならここでという地域があったので、その地域を自分で探していて見つかったのが、ハウス・ラボさんが管理している土地でした。

自宅に戻りインターネットでハウス・ラボさんのホームページや口コミ情報を調べ、お洒落な建築事例などを確認しました。また長期優良住宅を建築出来る技術がある事も把握しました。
実際に会って話を聞いて設計担当の方から感じた情熱と誠実さ、営業の方への信頼感でハウス・ラボさんにお願いする事に決めました。

いくつかの会社とも話をしていましたので、限られた予算の中での他社との比較です。

私の新築に関しての第一条件が両親が快適に過ごせて、両親の友達も沢山遊びに来る事が出来る家でした。
この部分では設計担当の方と妥協無く意見交換が出来、とても満足な間取りにして頂きました。
特にカーポートから車椅子でスロープを上がり、屋根付きのウッドデッキから部屋の中に入って行ける提案は大変優秀で、玄関の動線を分けなくても良いのでとても便利です。
車椅子の家族がおられる方もそうでない方も、将来を考えて導入を検討されると良いと思います。
また父親の部屋から母親の部屋を通って広めのトイレ洗面所へと、車椅子で楽々通れるプランは母親はもちろん父親にとっても快適で、すごく喜んでおります。

今年の大雪の中、ここまで暖かく生活が出来るのに驚きました。
また山と海が見えるロケーションを上手に取り込んだ設計のおかげで、両親に笑顔が増えたのが実感出来ました。
私としては最高の家を建てていただき、そこに住む事に大きな喜びを感じています。

若い方やそれぞれの年代でのライフスタイルによって間取りの希望は変わると思いますが、年配の方や障害を持っておられる方以外でも、ユニバーサルデザインを意識されると良いかもしれません。
今回ハウス・ラボさんで建てていただいた我が家は、高齢で障害を持った両親や小さな子供達が、快適に明るく過ごす事が出来る家です。

今後、ますます後期高齢者の社会が加速しますので、ご家族の構成によってはユニバーサルデザインを意識した設計の提案をお願いします。そして優秀な間取りやデザインで、我が家の様な明るい家庭を増やして頂けると嬉しいです。

ちなみに御社に新築して頂いた我が家は、兄弟、親戚、両親の友達が遊びに来た際に、みな同様に優秀な建築に感心しております。

「大変よい家を、どうもありがとうございました！」