LEDライティングセミナーに参加してきました。in富山

2017.11.16
  • 空間光学 再考ってタイトルのセミナー
    空間光学 再考ってタイトルのセミナー 空間光学 再考ってタイトルのセミナー
    富山市でおこなわれた、KOIZUMI照明のLCR(Lighting Creative Room)の方が講師のセミナーに参加して来ました。

    現在、住宅の照明器具は100% LED照明になっています。

    セミナーとは関係の無い話ですが、照明には世代があります。

    ●第一世代 ろうそく ●第二世代 電球(白熱灯) ●第三世代 蛍光灯 ●第四世代 LED

    現在は【第四世代 LED】

    なんと、第三世代の蛍光灯からは省エネ効率が約50%も良くなりました。

    そして、LEDはとても良いことばかり。
    ○長寿命 ○熱線・紫外線が少ない ○小型化が可能 ○低消費電力 ○有害物質を含まない

    LEDの特徴としては、発光部が非常に小さく点光源になります。
    これは太陽と同じで、ひとつの点から光が発生する為、影の強い光になります。
    第三世代の蛍光灯はご存知のように、長かったり、輪になってる面光源の光。

    室内で照明器具として使用すると、影が柔らかく光と影の境目が曖昧です。
    これが良かったんですね、目に優しい。照明器具の位置がシビアでなくても大丈夫。

    しかしLEDは点光源の為、室内に太陽が現れたのと同じで、頭の後ろから光が来ると
    自分の目の前に強い影が現れ、明暗の差で余計に目の前が暗く感じます。
    また、それを防ぐのに複数のLEDを配置すると今度は、ナイター球場のように
    はっきりした強い影が複数できちゃいました。クレーム寸前です(汗)
    なので以前は、キッチンであれば、手元灯を強く、影を作り出す頭上の明かりは
    意識的に暗く配灯するなど工夫していました。

    現在は、レンズの性能が向上したのか、配光特性が工夫されているのか、
    はたまた、その両方かで、ほぼ蛍光灯と同じ使い方をしても問題なくなっています。
    もう、LEDに向かうところ敵なしですね!

    話をセミナーに戻して、今日は効率よく明るさを求めるだけではなく、楽しむ暮らしのあかり
    建築と一体化するあかり、そして内と外をつなぐあかりのお話を聞いてきました。

    簡単に言うと、なるべく照明器具の存在は感じさせない!
    でも、アクセントとなる照明にはこだわる!的な内容でした。
    セミナー内容に関しては詳しくは第三のHPで書いちゃいけないと思うので・・・

    LEDの第四世代になってからは、効率の悪い間接照明も少ない消費電力のLEDならば
    メイン照明として採用しやすくなりましたね。

    照明器具もどんどん進化しています。
    その最新の設備を使いこなすには新しい知識が必要!ってことで、設計部全員でセミナー参加しました。
    これからも、どんどんセミナー等に参加して、最新の知識と知恵と努力でお客様の笑顔の為に頑張ります!

    ちなみに、室内で使いにくい点光源も僕の趣味のひとつであるネイチャーアクアリウムでは大活躍。
    水面の揺らぎが、底でゆらゆら揺れて太陽のと勘違いさせるほどです。
    2枚目の写真は僕の水槽の写真で照明はメタハラ(メタルハライドランプ。メタボなハラではないです)。

    ネイチャーアクアリウムを新居で始めたい方もご相談ください!の設計部 藤井

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