H30年度 富山市民大学閉校式に出席してきました。
こんにちは。営業部の松浦です。 昨日はH30年度富山市民大学の閉校式に出席してきました。
以前より富山市民大学の特別講師(住宅関連)を依頼されており、これまでのキャリアを活かし約10項目に纏めたポイントを複数回に分けて講演しています。昨日は富山市大手町にある市民プラザで、昨年度の各講師が出席しH30年度の閉校式がありました。
昨年の私のセミナーでは、主にこれからの住宅新築やリフォームにぜったい外せないポイント、例えば年間の交通事故死で亡くなる人の数よりも家の中で亡くなる人のほうが多い理由、そして特に富山県はその数が全国ワースト1位であることなどのお話しをしました。
また2016年に起きた熊本地震では、阪神大震災以降に定められた新耐震基準をクリアーしているにもかかわらず、建物が倒壊してしまった理由など、住宅の「安心・安全」のポイントについて、その事例も合わせてお話しをいたしました。
閉校式のあと、富山大学大学院教授の杉浦氏の特別講演があり、第59次南極観測隊と合流しての南極内陸旅行で見た地球温暖化による環境問題などたいへん興味深い講演があり、もう人ごとではないと言う課題提起をされておられました。
南極は北極に比べほとんど人間の手が入っていないため、何千年前の状態が現在も保たれていて地球の環境変化に対しての貴重な研究材料が豊富にあるとのこと。
また、南極の年間平均気温が約マイナス30度のため通常、上空の水蒸気は水滴にならず一年中雪が降っていたのですが、近年では地球温暖化のせいで、雨が降るようになってきたと言う現実があり、私たち住宅業界に関わる一員として出来ることは、地球環境にも大きく影響を及ぼすことになる、住宅の省エネ性UPのご提案をこれまで以上に強く広めて行かなければならないと言うことを改めて感じた講演でした。