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こんにちは、設計部の小林です。
ハウス・ラボでは「2050年カーボンニュートラル」の実現に向けて、省エネ性の高い長期優良住宅を標準で建築しておりますが、今回は新築ではなくリフォーム工事での取り組みをご紹介いたします。
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ご紹介するのは築20年のA様宅で、ほとんど使われていなかった座敷を思い切ってリフォーム。車椅子でも生活がしやすいようにと、トイレと洗面台の設置、玄関等のバリアフリー工事、さらに断熱や省エネ設備の工事を計画しました。
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また、断熱改修やエコ住宅設備の工事は、カーボンニュートラルとして国が支援する「こどもみらい住宅支援事業」で補助金活用のリフォーム工事にもなりました。
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まず、和室の天井を撤去して「こどもみらい住宅支援事業」の認定品で、断熱性能が高い「高性能グラスウー14K」を天井に施工です。
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壁にも高性能の「フェノールフォーム断熱材」を入れて断熱性能を高めます。
断熱材の上にはホルムアルデヒトを吸収分解して室内空気をきれいにする、「ハイクリンボード」を張っていきます。
「ハイクリーンボード」は新築工事で標準で採用していますが、リフォーム工事でも住む人の健康を考えて施工しております。 -
外部開口部は「樹脂サッシ・Low-E複層ガラス」に取替えて、断熱性と省エネ性を高めました。
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和室と廊下の「段差を無くし開口幅を広げた」バリアフリー化で、車椅子での生活が容易になりました。
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玄関には外用の車椅子と内部用車椅子との、乗り換え補助として「縦型手摺」を設置しました。
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節水型で「掃除しやすいトイレ」は省エネで支援事業の補助対象になります。
バリアフリーの「跳ね上げ手摺」は車椅子での利用に活躍します。
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車椅子に対応した洗面台の水栓は、「節湯タイプ」で省エネに貢献しています。
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段差を無くしたバリアフリーの玄関に設置した「断熱玄関引き戸」です。
扉の開け閉めが楽な、「オープンアシストとオートクローズ」の機能がついています。
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ポーチと玄関の内外の段差をなくしてポーチからの動線は、車椅子での外出に便利な「昇降機」を設置しました。
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リフォームの工期は新築に比べて短いのですが、今は多くの住設資材の納品が遅れ気味で、着工の1ヶ月前には発注しないと間に合わない状況が続いております。
今回も打合せを3ヶ月前から行って、お施主様には発注材をスムーズに決めて頂き完成できました。
工事の完成後に「新しい生活が楽しみ!」と喜ばれた、A様ご家族の笑顔を見て大変うれしく思っております。
今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします。
( 設計部 小林 )
カーボンニュートラルに向けてリフォーム!
2022.07.20
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