熱中症は室内でもリスクあり!

2024.07.28
  • 暑い日が続き、熱中症が気になる季節になりました。

    熱中症は、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調整が上手く働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。場合によっては意識障害やけいれんが起こり、時には死に至ることさえあります。
  • テレビや新聞では、炎天下でのスポーツの練習中や農作業中などに倒れて緊急搬送された、というような熱中症がよく取り上げられます。

    しかし、熱中症になる場所で一番多いのは、実は屋外ではなく「住宅の中」であることはご存じでしょうか。
  • また、「住宅内の熱中症の発生箇所は居間・リビングや寝室が多く、熱中症で緊急搬送された人の多くがエアコンを使用していなかった」というデーターがあります。
  • さらに、熱中症で緊急搬送される人の年齢を比較すると、下記のように65歳以上の高齢者が半数以上を占めています。

    つまり、炎天下を避けて大人しく家で過ごしていたにもかかわらず、いつの間にか熱中症になる可能性がある、ということです。

  • 住宅内での熱中症を防ぐ目安としては、エアコンなどで「室温28℃以下で湿度が70%以下」をキープすることが必須になります。

    そのためには、エネルギーをあまり使わずに快適な室温を維持しやすい、住宅のZEH(ゼッチ)が重要になります。断熱性能を上げることで、エアコンの消費電力を下げることができるからです。

    ハウス・ラボの家は、快適な室内環境のまま省エネで電気代が安くすむ、家族と家計に優しいZEH(ゼッチ)の住まいです。

    ( 設計部 小林 )

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