地震大国日本
設計部 宇多です
今年のGW5月5日に能登で震度6強の地震が発生し
富山県でも氷見市や高岡市で震度4となりました
私はその時、高岡のショッピングセンターにいたのですが
廻り中の大勢のスマホ・携帯電話から
緊急地震速報の警報音が鳴り
直後に揺れ始めビックリしました
日本は世界でも有数の地震大国といわれています
その中でも富山は比較的地震の少ない県だと思っていますが
その辺はどうなんだろう?と調べてみました
先ずは、世界との比較
データの年数が異なるので一概にはいえませんが
マグニチュード5.0以上の地震に関しては
世界で発生する地震の約1割が日本となります
また、あるサイトでは、世界で起きる地震の10~15%
マグニチュード6.0以上の大地震に絞れば20%が
日本で発生しているとの報告もあります
世界の地震規模の大きさランキングでも
1位 1960年 チリ(バルディビア)地震 (チリ)M9.5
2位 1964年 アラスカ地震 (アメリカ)M9.2
3位 2004年 スマトラ島沖地震 (インドネシア)M9.1
4位 2011年 東北地方太平洋沖地震 (日本)M9.0
4位 1952年 カムチャツカ地震 (ロシア)M9.0
と東日本大震災が世界で4番目に大きい地震となっています
そして、富山県で発生した震度5以上の地震を調べると
1930年 石川県西方沖M6.3 高岡市伏木 震度5
2007年 能登半島沖M6.9 富山市、滑川市、
舟橋村、氷見市、小矢部市、射水市 震度5弱
と、1930年以降で2回
これは全国第46位
震度1以上の回数では全国第47位と
日本の中では非常に地震の少ない県だといえます
しかし、政府地震調査研究推進本部の『全国地震動予測地図2020年版』
を見てみると
2020年から30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率では
富山県内も3%から26%ではありますが、震度6弱以上の地震が
発生する可能性はある様です
太平ハウス・ラボの住宅は
『耐震等級3(最高等級)』が全棟標準となっております
耐震等級3は等級1の約1.5倍の耐震性
(災害時の拠点となる消防署・警察署と同レベルの耐震等級)
記憶に新しい2016年の熊本地震はマグニチュードは6.5でしたが
観測史上初の震度7の地震の連続発生により、
建物が全壊するなど
甚大な被害が生じました
そんな中でも、耐震等級3の建物は大きな被害を免れ
軽い補修程度で住み続けることができました
地震が少ないからと安心せず、いつか来るかもしれない
大地震に備える必要があるのかも知れません