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木造住宅で使われている木材は、「唯一再生可能な工業資源」という事をご存知でしようか。
森林は光合成によって、大気中のCO2を吸収し炭素を樹体に固定化して、酸素を大気中に排出します。さらに、伐採して木材製品になっても、固定された炭素の貯蔵庫となり、省CO2に貢献しています。
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「ハウス・ラボの家」は、ニュージーパインの構造用LVL材で建てられております。
ニュージーパインの木は木材メーカーのウッドワンが、ニュージーランドの広大な森で地球環境の未来を見すえた森づくりとして、植林から枝打ち、間伐、伐採、そして植林へと、30年周期の輪伐システムを実施して日本へ供給しています。
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ウッドワンが運営している森林ではニュージーパインによるCO2の吸収量は年間75万トンの-CO2があります。そして2020年度に創出した木材の量は161,099トンあり、この木材によるCO2の固定化量では13.5万トンの-CO2となっております。
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このような理由から「ハウス・ラボの家」は、木を植え、育て、そして活かす、「唯一再生可能な工業資源」の木を活用した、省CO2に貢献した住宅と言えます。
全国各地で異常気象が発生する中、気候変動という地球規模の課題を解決するためにも、地球にやさしい家づくりを目指していきたいと思います。
( 設計部 小林 )
地球にやさしい木造住宅「ハウス・ラボの家」
2022.11.01
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