今は住宅の「建て時?」 はたまた「様子見?」

2022.05.17

営業部の松浦です。

いつの時代もマイホームの「買い時」のタイミングは誰しもが悩みの尽きないテーマと思います。

ましてや今の社会情勢は、昨年の春から輸入木材が滞ったためのウッドショックから始まり、さらに「コロナ」の影響で建築部材や設備機器の、かってない値上がりに加えて「ウクライナ問題」「円安」の中で、先行きが見えない状況です。

Small house icon. House made of bricks.

 

ここでまず、考えなければならないのは家を建てる時期を決める要素は「経済・社会情勢」と、お客様個々の「人生設計やライフプラン」の2つに大別されます。建物の価格は世の中の景気に大きく左右されますし、金利や消費税の負担も決して無視できません。

一方、ご自分の家族のライフステージ(ライフサイクル)も刻々と変化していきます。それによって、必要な住まいのかたちも変わっていくと思います。しかし、実はご自分の家族のライフステージ(子供さんの成長など)に対しての社会情勢の影響は、それほどに大きくはありません。

 

お金のことばかりを考えていると、ご自分やご家族の生活と、住まいのかたちがマッチしない状態が続いてしまうかも知れません(-_-;)

家を買うべきタイミングと感じたら、その時の経済・社会情勢を踏まえつつ、その時にお得だと思える物件を探すのがベストタイミングと思います。「結婚、出産」や「子供や家族のため」といった理由が「買うべきタイミング」で、実際に購入される割合も高くなっています。また、住宅ローンを組むために加入が必要な「団体信用生命保険」も年を重ねるごとに持病などで加入できないリスクも高まります。

 

現在の社会情勢を考えると、東南アジアを中心とする中国などのロックダウンにより建材・設備機器の生産が停滞し物価の上昇が続いています。当然、住宅会社としては住宅価格も上げざるを得ない状況が続いています。また、変異株の出現もありコロナ禍の収束が見えない状況の中、当面は住宅価格が下がるようなことは無いと予想されます。また、日銀の金融政策は物価安定が持続するまで金融緩和を続ける方針です。そのため、低金利はまだしばらく継続するとみられます。

「買い時」ばかりを気にしすぎていると、ご自分やあなたの家族にとって家を持つべきタイミングを逃したり、いい物件を手に入れる機会を逃す可能性もでるでしょう。人生のライフステージ(ライフサイクル)の中で、住まいを見直すべきタイミングは必ずやってきます。マイホームの買い時は、景気だけでなく、ご自分やご家族のライフステージが決める部分も大変大きいのです。

家計簿1

 

そこで弊社では、それらのタイミングやもろもろの不安を取り除くため、無料でプロのファイナンシャルプランナーよる「ライフプラン」を受けてもらっており、現在では約8割のお客様が受けておられます。それぞれのお客様の「家づくり費用」、「子育てと教育費」、そして「老後資金」に至るまでの生涯における総必要資金を住宅取得前に把握し、住宅取得のベストタイミングを検討して貰っています。

 

 

周りに振り回されず、ご自分とあなたの家族にとってのタイミングを見極めながら、生涯のライフプランを通してじっくりとマイホーム購入時に家づくりと向き合っていただければ幸いと考えております。

 


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