中部大学教授 武田邦彦先生の講座に参加してきました
「たかじんのそこまで言って委員会」「さんまのホンマでっかTV」「たけしのテレビタックル」等テレビやラジオで多数ご出演の、中部大学教授 武田邦彦先生の講演会(主催:日本海ガス E&C-21)に参加しました。
先生がおっしゃるには、資源学の立場で言えば『生命』とは CO2(二酸化炭素)をC(炭素)とO2に分解する作業であり、生命体は、具体的にはCO2を体内に取り込みCを体内にとどめ、O2を吐き出す作業をしてきたそうです。
地球が誕生した46億年前には、CO2(二酸化炭素)が地球の95%を占めており、そのような生命の活動を通して、46億年かかってCO2(二酸化炭素)は0.04%になったそうです。
化石燃料(石油・ガス)は、生命の営みの中でCを溜め込んで死んでいった生命の死骸であり、現代はそれを取り出して燃やすことで、CO2を大気に戻している事になる。過去の生命体から計算すると石油は600万年分存在し、人間が取りやすいものでも10万年分はある。したがって、石油が枯渇するという話はウソだそうです。
又、100年間CO2(二酸化炭素)を今までのように出し続けると、CO2(二酸化炭素)は0.04%から0.05%に上昇し、大気の温度は4.5度上昇するというが、恐竜が死滅した頃はCO2(二酸化炭素)は1%もあり、0.01%の上昇で4.5度上昇するのであれば、恐竜はいったい気温何度の世界に生きていたのでしょうか? そんな事からみても、今 特に 日本で言われている地球温暖化の論議は大変怪しいものだそうです。
(ここらで、度肝を抜かされ、1時間30分の講演会 只聞き入るのみでした!!)
講演会が終わり、その後武田先生と懇談の席にも参加させていただきました。
先生は現在72歳だそうですが、兎に角、講演会が15:30始まったのですが懇親会が終わった21:00まで4時間30分しゃべりっぱなしでした。その博学もさることながら、エネルギーにもびっくりでした。(話好きの限度を超えています!!!)
あまりにも何でもご存知なので、
『先生は「忘れたり」「あれあれ なんと言ったかな」なんて事はならないのですか?』
とお聞きしたら、先生は、
『人間は若いときも「ど忘れ」はしたのだけど、年をとると「ど忘れ」を年のせいにしてしまう。これが間違いで、このあきらめみたいなものがどんどん脳の退化を招く。だから、年のせいにする考え方間違いであり、年のせいということで脳を退化させるので気をつけなさい。』との事でした。
頭の構造が元々違うようにも思いますが、「年のせい」にするのは止めようと思いました!!