ZEHビルダーってご存知ですか?

2018.03.18

社長の小池です。

 

最近の住宅雑誌を見ていると、「ZEH」という言葉がよく目につきます!

ZEHとは、Net  Zero  Energy  House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、

「ゼッチ」と読みます。

 

ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスは、

「住まいの断熱性・省エネ性能を上げること、そして太陽光発電などでエネルギーを創ることにより、

年間の一次エネルギー量の収支をプラスマイナスゼロにする住宅」

です。

 

ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスになる事で、

 

車のカタログに載っている「主要諸元表」をみ車の性能を判断して車購入を購入するように、

住宅も性能の競う時代になってきました。(ポイント1)

 

但し、一律のZEH仕様が決まっているのでなく、各社がそれぞれの技術力と良識を持って取り組んでいる状況で、

地域性・断熱性能・省エネ・創エネ・建築スタイルで様々な会社の「主要諸元表」があります。

 

ひとつの項目に特化することなくバランスの良いZEH住宅が大事と思われます(ポイント2)

 

従って、ZEH住宅は性能によって建築コストも違えば、ランニングコスト変わってきます。

5年から10年の買い替えサイクルの車と違って、住宅は30年以上のロングスパンで使い続ける商品です。

 

ZEH住宅は、長期的な視野が大変重要です(ポイント3)

 

今までの住宅を建てる時の注意点や常識と大きく変わってきました。

これは、大事な事です!!

 

ハウス・ラボのZEHの仕様等の技術的な話は、当社のホームページのZEHページを参考にして下さい。

「経堂ZEHモデル」に来て頂ければ、上記のポイント1~3を確認できるかと思います。

 

 

 

さて、昨今ZEH住宅がこんなに持てはやされているには訳があります。

 

2014年(平成26年年)4月閣議決定されたエネルギー基本計画で

「住宅については、2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までには新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」

という方針が決まりました。

 

この役所言葉には何時も頭を悩まされますが、

2030年頃の新築住宅は100%ZEH住宅になっている可能性が大きいと言う事になります。

 

そして、その政策を実現する為に、2つの政策が進んでいます。

①市場に対しては、補助金制度を発足させ金額的サポートで拡販を目指す

②作り手の住宅会社には「ZEHビルダー」制度をつくり、

 住宅会社が積極的にZEHに取り組むように行政指導

となります。

 

このZEHビルダーですが、登録には2020年までのZEH事業計画(普及率目標)の設定が義務付けられています。

 

2017年の全国のZEHビルダーの状況です。

登録件数     6,249社

ZEH実績会社   1,689社 (27.1%)

実績0会社    4,547社 (72.8%)

業界の2極化が始まっています。

 

そのよう中、ハウス・ラボの年度別目標と実績です。

 

年度   2016年度  2017年度  2018年度  2019年度  2020年度

目標    10%    15%     25%     40%     55%   

実績     8%     41%

 

初年度は伸び悩みましたが、2年目の2017年度は飛躍的に伸ばす事ができました。

 

ZEH住宅は、新しいコンセプト住宅です。

まだ、取り組んでない会社や実績のない会社も多くある中で、

当社は、長期優良住宅を手がけていた事も有り、

この時代の流れにはなんの抵抗も無く取り組む事が出来ました。

 

ZEH住宅に興味のある方は、どんどんお問合せ下さい。

お待ちしております!!

 


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