太陽光工事と瑕疵保険の関係 ご存知ですか?

2024.12.19

社長の小池です。

 

新築住宅を建設した時には「瑕疵担保責任保険」(保険期間10年)が付いています。

瑕疵(かし)とは「欠陥」を意味します。

この法律で言う瑕疵は、構造耐力上主要な部分と雨水の侵入を防止する部分の欠陥を指します。

住宅事業者は瑕疵に対する10年間の瑕疵担保責任を負っています。

 

 

 

太陽光発電を屋根に取り付けた場合の、瑕疵保険との関係

光熱費が高騰した今、「太陽光発電による電気の地産地消」が大きく見直されてきています。

以前は、太陽光発電による売電によって利益を得る考えがありましたが、売電価格の低下ともに太陽光発電はすたれる傾向にありました。

しかし、電気料金の上昇に中、太陽光発電は夏場・冬場の電気代の削減ツールとして、新築時 又は リフォームとしての太陽光需要は確実に増えてきています。

ここで注意してほしいのは、屋根は一番雨水のリスクが高い所なのですが、太陽光設備工事の不良による事故が発生しても、太陽光発電工事が原因の雨漏りは「瑕疵担保責任保険」の対象にはならない点です。

太陽光を検討される方は、事故による雨漏りは免責であることを十分理解して頂きたいと思います。

 

 

太陽光発電装置を搭載した場合の瑕疵担保責任保険が誕生

当社では「瑕疵担保責任保険」(名称:ハウスプラス住まい保険)に、特約保険料¥19,000/1棟を追加で付けることで、瑕疵保険10年の期間全て雨水などの侵入に対する保険をかけることができるようになりました。

新築であれば10年、リフォームであれば瑕疵保険満期までの期間(リフォームが遅くなれば保険期間は短くなりますが)が対象です。

只、この保険の適用を受けるには当社の施工が必要です。(訪問販売などによって施工した場合は適用されません。)

当社で施工お引渡しをしたお客様でも、建築時は必要ないと思われたかも知れませんが光熱費高騰の中、太陽光を検討されている方もいらっしゃるかと思います。

その時は是非、瑕疵担保責任保険の特約保険料と施工について当社にお問合せ頂ければ幸いです。


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