社長の小池です。

 

前回の社長ブログでは、「太陽光+蓄電池」で省エネ対策をなさっている当社のOB顧客のレポートをあげましたが、今日は「エネファーム+太陽光」（So-Raファーム）で省エネ対策を選択されたOB顧客（T邸）の令和5年12月～令和6年10月迄の11ヶ月光熱費レポートです。

 

【物件の概要】

2階建て

延べ床面積　129.17㎡（39.14坪）

断熱性能　　Ua値　0.53

一次エネルギー消費量からの削減率　110％　（完全ZEH仕様）

太陽光：5.68Kw　搭載

給湯器：エネファーム

ガス使用：床暖房　(21.63帖）・ガスコンロ・衣類乾燥機（幹太君）

（注：給湯器/エネファームとは、都市ガスやプロパンガス（LPガス）から水素を取り出し、空気中の酸素と反応させて発電するシステムです。発電時の熱を利用してお湯を作ります。）

家族構成：4名（夫婦＋子2名）

 

【月別　電気・ガスの支払金額】

 

【分析】

・電気代がとにかく安い

「ガスの水素と空気中の酸素を使って電気を作るシステム」エネファームと、「昼間は太陽光で作った電力を地産地消する」太陽光発電をダブルで採用されたT様邸です。

当然といえば当然でしょうが、太陽光の発電が少ない2月でも￥7,419、太陽光発電の効率が良い5月で￥3,019、年間の平均電気料￥5,279の結果となりました。

 

・ガス代は電気代より多い

これも当然の結果ではありますが、電気：ガス＝１：２のバランスはエネファームならでの結果です。

 

・光熱費の推移

寒い時期はどうしても光熱費がかかります。1月～4月（請求ベースなので、実際は12月～3月の使用期間）の光熱費の平均が￥21,880／月。

一方5月～10月の6ヶ月平均は、￥11,937。

今年の酷暑の影響は殆どなく、この期間の光熱費は横這いでした。

この原因は、断熱性能　Ua値　0.53の効果と思われます。

 

・So-Raファーム

T様邸は、日本海ガスが提供する「So-Raファーム」を採用されています。

So-Raファームとは、家庭用燃料電池「エネファーム」を採用された施主様を対象に、太陽光発電システム設備費用の負担が0円となるサービスです。

詳しくは、下記をクリックして頂くと日本海ガスの専用ページにアクセスできます。

【新築向け新サービス【So-Raファーム】｜日本海ガス　営業開発G】

 

・光熱費の削減対策は賢い家づくり

これから住宅を検討されるお客様にとって大事なのは光熱費。

支払が数十年続く住宅ローンと同じく、光熱費も家が存在する限り支払いが発生する経費です。

月々の支払いが2万の差があれば、年間24万　10年240万の出費の削減ができます。

インフレ、エネルギー価格の高騰が続けば更に大きな出費になる可能性があります。

 

光熱費の削減対策は、光熱費のエネルギー源を何を選択するかで様々な選択肢があります。

それぞれに、好みやメリット・デメリットがありますが、当社ではお客様のご希望をお聞きしながらご提案してます。

これからも、出来る限りお施主様の御協力を頂きながら光熱費レポートを発信し、光熱費削減の家作りのお手伝いをしたいと思います。