「省エネ住宅」光熱費レポート(6月~10月)

2024.11.09

社長の小池です。

 

9月22日の社長ブログで『猛暑と戦った「省エネ住宅」光熱費レポート』をあげましたが、9月~10月分のデータも揃いましたので5ヶ月間のレポートをあげたいと思います。

 

光熱費比較の対象は、「昔ながらの住宅」と「我社の建築事例の中の最先端省エネ住宅」の光熱費です。

 

A邸:築50年 独り住まい(電気・ガス併用)給湯器:エコワン UA値?(残念ながら断熱の数値化の発想なし。リフォームでペアサッシはついています。)

B邸:築1年 2人住まい 長期優良住宅(ZEH仕様) UA値0.46(6等級) 太陽光4.98Kw搭載、蓄電池3.5Kw 給湯器:エコワン

 

独り住まいのA邸は、今年の猛暑で夜間はエアコンを付けっ放しにしていました。

日中は会社勤務ですので、夜間のエアコンの電気消費量が大きく光熱費の負担になったようです。

 

2人住まいのB邸も、A邸と同じく共稼ぎで日中は不在でしたが、エアコンを一日付け続けるには抵抗もあり夕方会社から帰ってからエアコンを付けられました。

夜間は冷えすぎの時も有り、エアコンを切った時もあったそうです。

 

電気代は、B邸はA邸の36%の料金でした。

更に、別途¥2,500~¥3,000/月の売電もあり、B邸はA邸にたいして実質18%程の電気代となりました。

 

ガス代は、A宅・B宅共に夏場はシャワーでしたが、料理に係るガス使用の違いはありましたが、5ヶ月では思った程の差にはならない結果となりました。

表では分かりにくいので、下記のように棒グラフにしてみました。

 

 

A邸は、光熱費の最大値¥23,198から最小値¥16,002の巾がありますが、

B邸は、光熱費の最大値¥10,596から最小値¥9,925の巾で大きくブレが有りませんでした。

 

これらのデータは、机上計算でなく実生活からのデータであり、生活スタイル・生活環境・住まわれる方の人数でも大きく変わると思いますが、省エネ住宅の光熱費の傾向が分かるかと思います。

省エネ住宅をお考えの方の参考になれば幸いです。

 


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