省エネ住宅 この冬の光熱費報告

2025.03.02

社長の小池です。

2月下旬に降った雪には驚きましたが、その後の気温上昇により、あっという間に道路の雪も解けました。

明日3月3日は雛祭り。春の訪れを感じる季節となってきました。

ただ、この時期は「三寒四温」で寒暖差が激しく、さらに花粉症の影響も予想されます。体調管理が難しい時期ですね。

個人的にはゴルフシーズンの到来に心が弾みますが、体調面では苦手な季節でもあります。


光熱費レポートについて

昨年来ご報告している、令和5年11月にお引き渡しした平屋住宅の光熱費レポートについて、お施主様のご協力を得ながら、引き続きお届けいたします。

物件情報は以下の通りです。

  1. 物件形態:平屋住宅
  2. 断熱仕様:6等級(Ua値:0.46)
  3. 一次エネルギー消費量削減率
    • 再生可能エネルギーを除く:35%
    • 再生可能エネルギーを含む:98%

「一次エネルギー消費量削減率が再生可能エネルギーを含め100%」に達していれば(2%不足)、今年発表された「GX志向型住宅」の基準を完全に満たす仕様となります。

当社としては、2年前から時代を先取りし、お施主様に「GX志向型住宅」をご提案できたことを嬉しく思います。


S邸 14ヶ月の光熱費の変動について

S邸 冬季(12月~2月)の光熱費の振り返り

一年で最も光熱費がかかる冬季(令和6年・令和7年)を比較すると、ガス代には大きな変化は見られませんが、電気代の上昇が家計に影響を与えていることが分かります。

S邸では、暖房に床暖房(ガス仕様)とエアコンを併用しています。

太陽光発電を搭載しているものの、冬季は発電量が少なく、電気代の補填にはなりにくい状況です。エアコンをつけたままの方が室温は安定するものの、共働き世帯のS邸では、日中は暖房を使用せず、主に夜間の帰宅後に暖房を使用するスタイルを取られています。

高断熱性能により、部屋がすぐに暖まるため、現在の運用でも十分快適に過ごせているとのことです。


エネルギーコストと暮らしの工夫

昨今、お米や野菜の価格が高騰し、エネルギーコストを含めたインフレが家計を圧迫しています。

S邸のご夫婦も、快適性とエネルギーコストのバランスを考えながら、高断熱住宅を活かした住まい方を模索されているとのことです。

 


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