災害時に役立つ水・食料の備蓄

2024.02.04

社長の小池です。

 

1月1日の能登半島地震以来私のブログは少し硬かった気がします。

今日は地震関連ですが被災した時の水・食料のブログです。

(参考資料:食のコンサルタント ブーケ 「フード&風土」VOL.306)

 

ライフラインの復旧日数

ライフラインの復旧日数ですが、

①電気  東日本大震災 6日  阪神淡路大震災 2日

②水道  東日本大震災 24日 阪神淡路大震災 37日

③ガス  東日本大震災 34日 阪神淡路大震災 61日

となっています。

電気は比較的早く復旧しますが、水道はかなりの日数がかかっています。

(能登半島地震の報道を見ていても、水道復旧は遅い感じします)

 

いざというときの備え

ライフラインの復旧日数から想定すると、災害の備えとして「水」が大事でありる事が容易に想像できます。

続いて「食料」と「熱源」が想定されます。

①水  ・・・・飲料・調理用に1人3リットル/日

②食料 ・・・・常温保存できるもの

③熱源 ・・・・カセットコンロ&ボンベ、ストーブなど

 

ローリングストック

「水」「食料」などを防災リュック入れたままにしておくと、賞味期限が切れてしまったりします。

そこで、日常生活で消費しながら備蓄をする「ローリングストック」をしてみましょう。

ローリングストックの食材例です。

*主食:パックご飯&お粥、即席麺、カップ麺、シリアル

*主催:魚・肉・豆の缶詰、カレー、マーボ豆腐、フリーズドドライ卵スープ

*副菜:コーン缶、トマト缶、野菜ジュース、乾燥わかめ、ドライフルーツ、フリーズドドライ味噌汁

これらは、結構日常生活で利用している食品が多いと思います。

地震対策として新しいものを買いそろえるのでなく、普段食べているものでも備蓄食品なると思えばリストアップして備蓄のローリング(回転)が有効と思われます。

 

非常時に役立つ「パッククッキング」

災害時の水道が使えない状況では、水は貴重品。そんな水を節約して調理をするのが「パッククッキング」

耐熱性にポリ袋に入れて袋のまま鍋で湯煎し、加熱しただけで料理が出来上がります。

【パックパッキングの手順】

①耐熱性のポリ袋に食材と調味料を入れる

②空気を抜いて、上の方で口を結ぶ

③鍋に耐熱皿をしき水をはる(ポリ袋が直接鍋にあたるのを防ぐ)

④食材の入ったポリ袋を水の状態からいれる

⑤火が通ったら、トングや菜箸で袋をすくいあげる

➅結びの下をはさみで切って器に移すか、そのままポリ袋を器にかぶせる

【クッキング例】

●味噌汁

(材料)1人分

・切干大根    適量(5g)

・乾燥油揚げ   適量(5g)

・だしの素顆粒  小さじ1/3

・味噌      小さじ2

・水       1カップ

(作り方)

沸騰したら弱めの中火にして約5分加熱する

●大豆とひじきの煮物

(材料)2人分

・大豆水煮    80g

・乾燥ひじき   大さじ1(3g)

・乾燥油揚げ   適量(5g)

・昆布茶     小さじ1/4

・砂糖      小さじ1

・醤油      大さじ1/2

・水       大さじ3

(作り方)

沸騰したら火を弱めて20分加熱、日を止めて10分蒸らす

 

皆さん、如何でしょうか?

これなら、何とか私でも準備&対応ができそうな気がします。


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