人気の平屋住宅の現状
社長の小池です。
最近、平屋住宅の問合せが増えてきましたが、全国的にみてどのような傾向があるのか興味ある資料がありましたのでご案内したいと思います。
先ず、1階建てと2階建ての割合の推移です。
(参照元:国土交通省「建築着工統計調査」)
2012年から2022年の11年間の居住専用住宅調査ですが、この間50万戸を超えたのは
2013年の506,252戸
のみで、その後2013年をピークに減少傾向が続き
2022年には422,100戸(2013年比83.3%)
となりました。
一方平屋住宅ですが、
2012年~2016年(5年間)は3万戸台
2017年~2020年(4年間)は4万戸台
2021年~2022年(2年間)は5万戸台
と直実に着工数を伸ばしてきました。
住居専用住宅に平屋住宅の占める割合も、
2012年の6.8%
から一度も割合を下げることなく
2022年には13.5%
と、11年間で倍増の増え方です。
更に、全国の2022年の全構造の平屋率の順位と2014年の平屋率 及び 9年間のアップ率をまとめた表があります。
(参照元:株式会社リクルート「SUUMOジャーナル」)
この表をみて分かる全国の傾向は
2022年 平屋率 13.7%(対2024年アップ率179%)
2014年 平屋率 7.6%
ですが、地域的な特徴として、九州・沖縄地区が断トツに平屋の率が高い事があります。
トップ10の中に、福岡を除いで7県がランクイン。
宮崎県・鹿児島県に至っては、2022年において全構造の50%以上が平屋となっています。
一方、平屋率の低い県ベスト5は、東京都・神奈川・大阪・京都・埼玉となっています。
住宅の建蔽率を考える、地価が高いこれらの地域では平屋が立てにくい実態が見えてきます。
富山県ですが、平屋率は全国で
32位
平屋率は
2022年 13.0%(対2014年比262%)
2014年 5.0%
となっています。
富山県の平屋住宅が決して平屋率が高いとは言えませんが、伸び率を見るとこれからも平屋の需要が多いように思われます。
平屋住宅の平均坪数ですが
①夫婦2人の場合 :22坪
②夫婦2人+子供1名の場合 :25~30坪
③夫婦2人+子供2名の場合 :30~35坪
となっているようです。
平屋住宅を検討されておられるお客様の参考になれば幸いです。
尚、当社は現在「西荒屋平屋モデル」をオープン中です。
平屋ライフが実感できるモデルとなっています。
どうぞ、宜しくお問合せの程お願い申し上げます。