『木造再点検「超」そもそもQ&A』 パート2
社長の小池です。
先週に引き続き、業界紙「アーキテクトビルダー」(発行:新建ハウジング)4月号『木造再点検「超」そもそもQ&A』からの抜粋記事です。
Q 気密性能は劣化させずに長期間保つことができるの?
A 正しく気密施工をした高気密住宅であれば長期間、竣工時の気密性能を保つことができる
Q 大地震で揺れると建物は無傷でも気密性能は低下するの?
A 一定の耐震性能があれば、正しく気密施工された建物の気密性能は地震時にも低下しずらい
Q 気密性能の違いによって劣化の仕方も変わるの?
A 気密性能が低い建物は天井や壁に内部結露が発生しやすい。特に窓は弱点となる。
Q 暖房計画は建物の耐久性にどのような影響を与えるの?
A 暖房計画で結露リスクが変わる・全館暖房とするか断熱性能を高めて室温の差を縮める
Q 窯業系サイディングの材料自体はどのくらいもつの?
A 施工後15年目にトップコートの塗り替えをすれば30年以上はもつ
Q 窯業系サイディングの外壁を長持ちさせる大前提は?
A 2次防水である透湿防水シートの施工と通気層の確保をおこなうことに尽きる
Q 金属サイディングそのものはどのくらい長持ちするの?
A 強固なメッキ塗装の上に高耐久塗装を施しているため一般的な環境だと50年はもつ
Q 金属サイディングは雨や塩害で寿命が縮まないの?
A 雨が当たるほうが長持ちする。最大の弱点は塩害で寿命が1/3以下になるばあいも
これらのQ&Aは、本編記事からの項目の抜粋です。
(この書籍は業者向雑誌の別冊付録で、残念ながら一般書籍として購入はできないと思います。)
先週のブログを含めて、『木造再点検「超」そもそもQ&A』を読んで皆さんはどう思われましたか?
結論から言えば、やはり信頼できる業者でしっかりとした施工をするのがベストという事になると思います。
最近の住宅は建築資材の値上がりで、かなり価格が上昇しました。
その中で何を優先するかですが、価格だけに特化すれば残念ながら快適な住まいの取得は難しいと思います。
住宅は一生に一度の買い物。
「快適な住まい」と「住宅の性能&施工」は表裏一体。
当社は、住宅性能の基準を「長期優良住宅」仕様においています。
是非、ご検討いただければ幸いです。