携帯電話で確定申告しました!
社長の小池です。
この時期は確定申告シーズンです。
私は持病があって、毎年医療費控除の申告をしています。
年末調整還付金と医療費控除の還付金、どちらも得した気持ちで嬉しくなりますが、よく考えてみると年末調整還付金は税金の払いすぎが戻ってくるのに対し、医療費控除はそもそも病気で無ければ払う必要のお金の還付。
決して還付金で得をしたわけでなく、やはり病院に行かないのが一番の節約ですよね。
とは言え、病気になった以上は、有難く還付金を頂いております。
さて確定申告ですが、最初は何も分からず確定申告の申告会場に行って色々と聞きながら申請をしようと思い、会社の休みの日にホテルの大広間だったように記憶していますが、気楽に訪問したのですが、会場に人が溢れているのと、その真剣な雰囲気に圧倒された記憶があります。確かに、現ナマが返ってくるのですから、真剣になるのは仕方ない事ですよね。(現ナマとは、過激な表現ですが・・)
その年は、結局どのように申請したかは記憶がありませんが、時間の空いた時に気楽にパソコンで申請できる「e-TAX」を早い時期から私は利用しています。
個人的な印象では、毎年ソフトが進化・変化してるように思いますが、兎に角使いにくいソフトで「税金の還付がしたくないからこんなに複雑なんだ!」と悪態をついたことも何度かありました。(笑)
何時でも申請出来る気安さはありますが、毎年四苦八苦のソフトのイメージしかありません。
私が「e-TAX」を始めた頃は個人認証は「住基ネット」をベースにしていました。
「住基ネット」には確定申告にも使える住基ネットカードがあるのですが、確定申告以外使った記憶が無く、殆ど世の中には認識されていなかったカードの記憶です。
そのカードをカードリーダーという確定申告以外使う事のない機械を使ってパソコンと繋ぐのですが、最初の個人認証の段階で先ずつまづいたと記憶しています。
ネットで買い物をする時の「ID」と「パスワード」に慣れた人間にとっては、「確定申告の管轄は国税庁。税金であり、国の管理する個人情報だから慎重なのはわかるけど、そこまで複雑にやるの!」という感じでした。
確定申告の個人認証は、「住基ネットカード」から「マイナンバーカード」に変化を遂げましたが、パソコンの申告であればカードリーダーは必需品です。
少しづつ申請が簡単になったと思いますが苦手意識があり、今年は確定申告をパソコン申請から携帯電話申請に変えてみました。
個人認証は、携帯にマイナンバーカードをかざすだけでOK。おお、これは便利。(当然、今年はカードリーダーは不要です!!)
源泉徴収票の読み込みも携帯のカメラ機能で、入力不要。
携帯電話の機能にビックリです。コリャ、パソコン不要な時代が来るかなとも思いました。
欠点と言えば、携帯電話の画面がパソコンより小さく、文字の判別や入力が老眼にとっては厳しかった事でしょうか!?
「e-TAX」を始めて20年近く経ったと思いますが、病院の領収書と確定申告がネットで繋がる事も今後できるようになるとか。時代の変化を感じた、今年の確定申告となりました。