地震に強い「J WOOD 」(富山県内で全棟採用は当社だけ)

2024.06.21

社長の小池です。

 

「不易流行」とは松尾芭蕉が示した俳諧の理念です。

いつまでも変わらないものの中に新しい変化を取り入れることを指す言葉として理解しています。

 

当社の家づくりの理念(いつまでも変わらない物)は下記の3点です。

・長期優良住宅・ZEH(ゼロエネ住宅)・JWOOD工法

これらは、当社の不易流行と言えます。

 

今日は、その中の「JWOOD」のお話しです。

当社のHP 「ハウス・ラボの特徴」にも6つの特徴が記載されています。

①バラツキの無い品質

②安定した強度

③優れた防腐・防蟻性能

④高強度の接合部

⑤安心のフェノール樹脂接着剤を使用

➅CO2を吸収する構造材

 

今年の能登半島地震を受けて、これらの特徴に書ききれなかったJWOODの地震に対する信頼性についてご案内したいと思います。

 

【1】内部まで乾燥しているから接合金物は長期的にもしっかり緊結

木材は製材後も季節・地域の平行含水率に合わせて水分の吸排出を繰り返しますが、乾燥が行き届いていない木材は木材の水分を排出することで木がやせ、最悪接合金物の緩みを引き起こす恐れがあります。JWOODは内部まで十分に乾燥された木材なので、水分の排出による接合部の緩みを起さず、逆に平行含水率に向かって僅かに膨張することで密着性が増し、より強固に接合されます。

【2】亀裂の心配もないJWOOD LVL

集成材は厚さ25ミリ程度の板を重ね合わせて作りますが、それぞれの層は無垢材と変わりません。乾燥によるクラック、クラックに水分が入る事の材や接合部の耐力低下の恐れもあります。JWOODは約4ミリの寸法変化の少ない木材を20枚以上重ねて作るため、板同士が動きを拘束しあって高い寸法強度を維持し、経年変化による耐力の低下を許しません。

【3】JWOODと専用金物による最強タッグ

JWOOD工法の接合部はドリフトピンと呼ばれる鋼製のピンで接合します。接合金物ののめり込みに対して、層数のおおいJWOODはバラツキを最小に抑え、硬く・強く・安定した性能をもつ接合部を実現します。大地震だけでなく、その後に頻発する強い余震にも緩みません。

【4】地震の揺れでもしっかりと釘を保持

耐震性の要は、地震で釘が抜けない事で揺れに抵抗するので「釘の保持力」が大事です。JWOODはベイヒバやベイツガの土台に対しておよそ1.4倍の釘の保持力を発揮します。この保持力が大地震だけでなく、その後に頻発する強い余震にも高い耐震性を発揮します。

【5】制震壁で、地震の揺れを大幅に軽減

JWOOD工法は大地震から人々の生命・財産を守るため耐震性能の向上に力を注いできましたが、大地震の後の余震による建物の被害も次第に明るみになってきました。これには、強い耐力壁と共に、揺れを吸収する制震壁(制震ダンパー)が有効と言えます。JWOOD制震壁は、初期状態では耐力壁として、繰り返しの余震には制震ダンパーとしてエネルギーを吸収して揺れを軽減します。

 

皆さん、如何でしょうか。

実際の大災害が起きた時、このような商品の持つ特性が数字上では表れない「チカラ」を発揮すると当社は考えています。

文章にすると難しい気もしますが、JWOODを製造販売しているウッドワン社がYouTubuに動画をアップしています。

12分ほどの動画ですが、是非ご覧になって頂きJWOODのファンになって頂ければ幸いです。

 


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