連休初日は、富山県美術館で名画を早朝鑑賞
社長の小池です。
例年であれば、半袖姿で行楽地に出向いた連休ですが、今年は例年になく寒く雨の連休となっています。
最近の挨拶は、
「寒いねえ。衣替えしようと思ったけど、セーター離せんちゃ。」
一方、新型コロナの感染者数が急激に増加し、3回目の緊急事態宣言も発出され、移動の自粛が叫ばれています。
昨今の患者数をみれば、ここが新型コロナ拡大防止の踏ん張り所。
寒さ対策と新型コロナ対策を兼ねて、今年の連休は巣篭もりと諦めていたのですが、
そんな私に下記の案内が早朝に流れてきました。
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富山県美術館では、大型連休中混雑が予想されるため、ご高齢者の皆さまに安心して鑑賞していただけるよう、65歳以上の方限定の早期鑑賞時間を設定
対象期間:5月1日(土)〜5月5日(水・祝日)
65歳以上専用鑑賞時間:8:00〜9:30(通常開館 9:30〜)
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経済効果は殆ど有りませんが、コロナで皆さんに迷惑もかけない企画。
何をさておき、「GO」となりました。
富山県美術館では現在、
「ポーラ美術館コレクション展
印象派からエコール・ド・パリ
モネ、ルノワールからピカソ、シャガールまで」
が開催されています。
富山県美術館に 8:30頃着いたのですが、駐車場には2台ほどの先客のみ。
検温と手指消毒を済ませた後、受付で免許証を見せて年齢確認。
観覧料は通常通りの¥1,400/一人ですが、クマ割で¥200引きの ¥1,200/一人
(クマ割は、富山県美術館の名物 三沢厚彦氏の彫刻「クマ」にちなんで、クマのグッズや絵柄の入った物を持参すると割引が実施されます。 → 皆さん 知ってましたか?)
兎に角、日曜日の朝と早期鑑賞時間ということもあるのでしょうが、
美術館 独り占め状態。
それに、驚いたのが一部の絵画は撮影可能な事。
(海外の美術館は割と撮影可能なケースが多いのですが、日本においては撮影禁止の記憶しかありません)
で、モネの睡蓮の横と、
ルノワールの「レースの帽子の少女」の横で、パチリ!! させて戴きました!!
印象派のコーナーでは、ピサロやシスレーの点描画に感激。
点描画は、絵の前1メートルで見ると奥行きは殆ど感じられない点々の絵。
ところが、早朝の人のいない美術館ですので、少しづつ離れて見る事が可能。
そうすると、あら不思議。点々の点描画が、とても奥行きのある絵に変身。
この写真の右にあるのが、ピサロの「エラニーの花咲く梨の木、朝」
絵の前で、誰に気兼ねする事なく、近づいたり離れたり。印象派に興奮状態でした(笑)
これら以外にも、撮影不可の作品でピカソやシャガールなど素晴らしい絵画に出会えました。
絵画以外では、家内の大好きな香水瓶(作者:エミール・ガレ)も目を引きました。
全ての作品を見て、3階から曇り空の冠水公園を見ていると人も増えてきて
10:00頃に美術館を出る頃は、駐車場も満杯になっていました。
連休初日の、大満足の早朝報告です。
PS:くま割りの張本人 三沢厚彦氏の彫刻「クマ」です。