黒部ダム&立山登山 日記
社長の小池です。
久しぶりに、8月30日〜31日の一泊二日で、黒部湖&立山登山に行ってきました。
移動手段は乗り換えのない直行便を利用して、富山駅–室堂 片道2時間30分で雲上の世界に到着しました。
車窓からは、称名滝も見えました。
今回の黒部湖&立山登山、比較的天気の安定する夏山と思って選んだのですが、今年の立山はとても雨の日が多いそうです。
30日9時に室堂に着いた時はガスがかかっていました。
1時間ほど室道でブラブラして黒部湖に行った午後には、天気も回復してきました。
黒部湖遊覧船に乗り、遊覧船から見る黒部ダムも迫力満点!!
観光放水に、黒部川には虹がかかっています。
仕上げは黒部湖名物「黒部カレー&黒部ラーメン」を頂きました。
黒部湖のエメラルドグリーンに合わせた、緑のカレールーと緑のラーメンつゆが大変美味しゅう御座いました。
(但し、気圧の影響でビールの酔いは早いです!!)
夕方は、室堂周辺を立山ホテルの支配人によるガイド付きで1時間半ほどかけて「ミクリガ池」「エンマ台」「ミドリガ池」などを散策。
高山植物がとても綺麗です。
帰ってくると、
「今年は天候不順であまり見ることができなかった中で、今日の夕日は本年最高!」
とホテルマンに言わせる夕日を鑑賞することができました。
至福の瞬間!!
夜食はコース料理が付き、8時半からは立山の雑学勉強会が開催されました。
その後、星空鑑賞会の予定でしたが残念ながら曇り空で星は見ることができませんでした。
31日は、今回の最大イベント 雄山登山です。
朝6時に目が覚めたときは雨模様で登山は諦めモードでしたが、7時過ぎになると雨も止み 登山モードに一気にヒートアップ
昨日と同じく、午前中はガスがかかっていましたが、徐々にガスも開け
一の越についた頃には青空も見てて来ました。
しかし風が強く、第一回目の弱気の瞬間 「登山諦めようかな!!!」
とは言え、まだ体も元気で雄山に挑戦。
出発が早かったのか、天気が悪かったのか、登山をする人がマバラ。
チョット、心配!!
休み休みの登山でしたが、一の越から30分を過ぎても雄山の社務所も見えず、
2回目の弱気の瞬間「こんなところで遭難してもカッコ悪いから、諦めようかな!!!」
下山途中の人に、「もう少し登ると、社務所が見えますよ! 頑張って!」
の言葉に励まされ再挑戦。
少し登ると社務所が見え、気力回復。
ところが、だんだん体力も無くなり、急な岩場に阻まれ、登れど登れど社務所が近づく様子もなく、
3回目の弱気、「進むも地獄、留まるも地獄。どうしよう!!」
そこに、登山初心者と仰る私ぐらいの女性が降りてこられ、
「私でも登れましたよ!! 大丈夫!! もうチョットよ!!」
の優しい声に励まされ、再アタック!!!(地獄にホトケってこんな事かな~!!)
何とか、一の越から1時間30分程で登頂することができました。
『やったぜ!!』
登山初心者の64歳のひと夏の挑戦の終了の時でした。
下山は、膝の痛みとの戦い!!
朝の30分程のウオーキングとは、かなり違ったハードな体験ではありました。
前に雄山に登ったのは子供が小学生の頃、多分25年程前の事のように記憶しています。
年齢も重ね、耐力も衰えた中での今回の登山、自分としては褒めてやりたい気もします。
それ以上に、富山市内から2時間30分の所にこの様な自然がある事、富山県の素晴らしさを改めて実感させられました。
近い将来、剣岳は無理でしょうが
「もう少し富山の山を楽しみたい、それから 満天お星空を見てみたい」
と思った次第です。