明けましておめでとうございます。
社長の小池です。
明けましておめでとう御座います。
今年も、太平ハウス・ラボ 及び 社長ブログ よろしくお願い申し上げます。
令和4年の元旦は、お正月寒波が襲来。要警戒と気象庁が発表。
最近、私がこのシーズンになると愛用の雪情報「雪みち富山」によると、
富山(富山市芝園町地内) 積雪量29cm 気温-1.7°c(1月1日 7:00現在)
となっていますが、私が住む呉羽はもっと多いように感じます。
道路カメラ情報を見ると、呉羽丘陵を含めて除雪もかなり行き届いていて、昨年の経験が生かされているように思います。
太平ハウス・ラボの玄関には、今年も門松を立てました。
そして今年、太平ハウス・ラボは、創業20年目の節目の年を迎えます。
思わず、門松を見て「福きたれ」と叫んでしまいました(笑)
(1)コロナで変わった世界
さて、感染が世界に広まり、3年目に突入した新型コロナ。
デルタ株が収まりを見せると、今度はオミクロン株が全世界で大流行の様相を見せ、
日本国内でも市中感染のニュースが伝わっています。
一般論としては毒性は弱まったが感染力は強いと言われています。
ここは、私に持論「正しく恐れる」の姿勢で望みたいと思います。
この2年、私たちの生活は新型コロナで大きく変わりました。
マスク着用は、感染防止の意味合いもあるのでしょうが、日本人にとっては「すでにエチケット」となり、「店舗に入る時の検温作業・手指の消毒作業」も定着化しています。
日本人の持っている几帳面な面が、コロナ感染にかなりの防波堤的な役割を果たしたように思います。
一方、世界に目を向けると、先日私の好きなアメリカンフットボールの試合を見ていたのですが、観客は昔と同じく密状態、誰一人マスクを着用をしていません。
これが、アメリカの全ての現象とは言えないかもしれませんが、日本人の感覚とは大きく違う国があることは間違いありません。
又、お隣中国では全国民が顔認証技術で監視されているという情報もあります。
(2)多様性の時代に
私が最近意識する言葉が「多様性」。
私たちも昨年のオリンピック・パラリンピックの経験から、世界で言われている「多様性」を理解し始めたように思います。(国の代表としてのアスリートという観念だけでなく、個人としての戦いに変化の兆しが見え始め LGBTも偏見ではなく当たり前と認めれれる時代)
別の言い方をすれば、「人種や人族ばかりでなく、性的自認や指向はもちろんのこと、文化的な背景を含めできるだけ多様な人たちを受けていれていく」
時代に変わりつつあるという現実です。
(3)経済のグローバル化の影響
そして、世界経済のグローバル化。
あのアメリカにおいても100%自国生産で完結することはできません。政治的・経済的に敵対する中国から部品の供給を受けなければ、国が成り立たない現実があります。
かってトランプ大統領が、「アメリカファースト」といった意味が最近分かったように思ったりもします。
又、失われた20年とか言われている日本ですが、安い労働力を求めて海外に進出し、安い商品を日本に輸入、日本の資本の流失と安い商品が溢れればデフレになって当たり前という考え方があります。
価格が上がってもメイドインジャパンを復活しないと、永遠にデフレからの脱却はあり得ない言い切る評論家もいます。
(4)住宅産業
そして、我々の住宅産業の現状です。今は、コロナ禍と世界経済のグローバル化に翻弄されています。
全世界から様々な部材や商品の供給量を受けている日本は、自国の事情など関係なくコロナ禍で供給がストップしたり、歪な経済成長により商品の供給と需要に偏りが生まれ商品価格の高騰を招いています。
我々がこの業界に入った時は「木材は相場品。山が高けりゃ、谷は深い。」と言っていたものです。
が、今回のウッドショックは昔の相場感でなく「多様性の相場」に変わったように感じます。日本だけを見ての相場は、もう成り立たない時代になってしまいました。
(5)こんな時代の住宅購入は正解?
お客様から、「ウッドショックとか言われていますが、今 家を建てると高くて損しないかな?」の不安の声を良くお聞きします。
私の答えは、「建てたいと思った時が、建てるタイミング」に尽きると思っています。
資材価格の問題は多少の変化はあるものの上昇基調は変わりません。
それよりも重要なのは、自分の生活の環境、子供成長やローンの返済時期 等々 住宅取得のタイミングです。
従って、多様性とグローバル経済で難しい時代であっても「家づくりに真摯に取り組む姿勢」の会社を選ばれるのであてば、住宅購入は正解になると思います。
創業20周年 成人を迎えた太平ハウス・ラボは、社是である「人との出会いふれあいを大切にし、豊かでうるおいのある住環境の想像を通じて地域社会に貢献する」をモットーに頑張ってきました。
初心を忘れることなく、これからもの住宅作りに励みたいとおもいます。
今年もよろしくお願い申し上げます。