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社長の小池です。
時々、社長ブログに挙げる私の趣味「弓道」のお話です。
弓道では、審査により弓道修練者に
『段級位』
及び
『称号』
を認許し、その研鑚練磨の実力を評価しします。
級位は、『五級から一級』
段位は、『初段から十段』
までの、計15段階に分かれます。
称号は、『錬士』・『教士』・『練士』の3段階があります。
全日本弓道連盟の資料によると、
H31年3月末日現在、会員数が135,403名となっていますが、
この会員数にたいして、称号認許者は
範士 67名 (会員数にたいして、0.05%)
教士 1,997名 (会員数にたいして、1.5%)
練士 4,946名 (会員数にたいして、3.7%)
となっています。
弓道を始めた者にとって、
称号取得が大きな目標となりますが、
この数字からも、
如何に『称号の認許』を得るのが難しいか想像できるかと思います。
富山県弓道連盟では、
毎年この2月の時期に、
全国で67名しかいらっしゃらない範士のうち、
御二方の範士の先生をお招きして、
講習会を開催し、指導を受けています。
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お招きした先生のお名前は、
青森県八戸市在住の、範士八段 川村光良先生
広島県広島市在住の、範士八段 宮脇保博先生
現在富山県には、範士の認許を得た人は現在いらっしゃりません。
又、段位でも七段が最高位であり、
我々にとって、『範士八段』といえば雲の上の存在、伝説の弓道家と言えます。
そのような先生に教えを頂くわけですから、
私にとっては、緊張もありますが、感動でもあります。
講習会では、
正式な手順で参加者が2本の弓を引きます。
その後、この様な感じで参加者が順番に弓を引きながら、
1人1人がその場で先生に指導を受ける事となります。
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この方は、川村先生に、弓の握り方(手の内といいますが)を習っているようです。
周りでは、携帯で写真を撮ったり、先生の話を我が事のように、
真剣に聞いています。 -
ここでは、広島の宮脇先生に、
弓の押し方習っているようです。
(この女性、最近『教士』になられた富山県でも高名な方ですが、
範士の先生の前では、この様に神妙に教えて頂いています。)
冒頭私が「趣味の弓道」と書きましたが、
範士八段の先生のお話を伺うと、
先生方には弓が趣味なんて甘い考えでなく、
人生全てが弓道
「射即人生」
という弓道に取り組む人生観が強烈に伝わります。
両先生とも、弓歴は50年以上。
その先生ですら、
「まだ修行中で、理想の弓を求めている」
と聞けば、ただただ頭が下がります。
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因みに、私はこんな感じで、自分の未熟さを知って、反省顔になっています。
また明日から、今回教えて頂いた指導を一度思い出しながら、
練習に励みたいと思います。
頑張るぞ!!!
弓道範士の指導を受けました。
2020.02.19
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