富山県弓道場 寒稽古&ビックリ事件
社長の小池です。
当社は水曜日が定休日。
この日は、私が趣味とする弓道の定期練習日になっています。
3時過ぎに富山県弓道場に行くと、よく顔を合わせる富山市弓道連盟の会員の方々と1週間ぶりの再会です。
昨日はこの冬一番の寒気団が日本上空を覆い、とても寒い1日でしたが、
我々道を極めようとするメンバーは、これぐらいの寒さや雪はものともせず、道場に集まっています。
道場の様子は、この通り!
矢道(弓を放つ本座から的までの道筋)は雪に覆われ、雪掻きをして矢道を空けて練習します。
そして時々吹雪が吹き荒れ、28m先の36cm的が見えません!
安土(的をつけた土)にも、雪が吹き付けるなんて、私は始めての経験です。
そうした、寒い中の練習でしたが、ビックリ事件が発生。
矢には、「甲矢(はや)」と「乙矢(おとや)」があり、
弓道では、甲矢・乙矢を2本1セットとして、弓を引きます。
弓道で使う矢の羽の先には「筈(はず」という部材が付いています。
矢と弓の弦をはさむ部材と言えます。
最初の1本目の「甲矢」が的にあたり、2本目の「乙矢」を放ったのですが、
的の辺りで変な飛び方をしました。
(本座から遠くて、何が起きたかは分りません)
6本引きおえ、矢取りに安土まで
行きました。
6本の内4本が的に中り、1本が外れ、1本が下に落ちていました。
(嫌な予感!!)
矢を的や安土から引き抜き、よく見ると1本の矢の「筈」が壊れていました。
(上の写真の下の矢が筈が付いた正しい矢。
下の写真は、筈が壊れた矢のアップ写真)
原因は、28M手前の本座から放った「乙矢」が、
僅か1CMにも満たない先に放った甲矢の「筈」を直撃して破壊したのです。
この現象を、継矢(つぎや)と言います。
ゴルフで言えば、ホールインワンみたいなもんですね。
ホント、「こんな筈じゃなかった!」そのものです!
(この言葉は、弓道を起源としています!!)
ゴルフなら保険があり、ホールインワンのお祝いもあるのでしょうが、
弓道においては単に道具の損傷でしかありません(ガックリです)
ポジティブに考えれば、同じところに寸分の狂いも無く、矢が飛んだ証拠!
でも、現実は素晴らしい腕間と言うよりは、何万回に1回の珍事!
でも、ラッキーと言えばラッキー!
春以降の試合に向けての寒稽古の成果として修理代を嘆かずに、
気を取り直して、これからも練習したいと思いま~す!!!!!!!!!