大学入学共通テスト と 寒稽古(弓道)
社長の小池です。
*大学入学共通テスト
1月16日会社から家に帰ろうとして富山大学前を18時過ぎに通ると、ちょっとした渋滞。
大学入学共通テストの試験の1日目が終わり、学生さんが一斉に試験会場から出てくる時間と重なりました。
写真、ちょっとブレましたが車の中から撮影
大学前のライトレール乗り場に向かい学生さんと、反対側車線には臨時バスでしょうか 数台が止まっていました。
車の温度計を見ると、外気温2.5度c。
太陽が沈んだ後の寒い景色に、「ご苦労様」とつぶやいてしまいました。
私は、今の制度とは全く違った受験制度の世代ですが、高校受験 大学受験の事を50年たった今でもチョットすっぱい思い出と共に思い出します。
この寒さと、緊張感 今は辛いかと思いますが、何年かたって「強烈な青春の一コマ」として思い出されると思います。
かんばれ! 受験生!
*寒稽古
そんな、受験生に刺激を受けたところもあり、この寒い中 弓道場で寒稽古してきました。
弓道場の外は当然ながら雪模様。
土曜日のこの寒い中(外気温1.5度c)、それも夜の弓道場に人がいるかなと思って行ったのですが、弓道バカはいるもんです。
3人の方が練習なさっておられました。
弓道場もコロナ対策として、風よけのビニールシートは貼ってありますが、換気のため入退出の戸は全てフルオープン。
ブルーヒーターで射場は暖房していますが、寒くてかないません。
もう少しブルーヒーターを増やして欲しいのですが、県の施設でもあり灯油も高い時節柄、私の個人的な希望は今のところ改善の余地なしのようです(笑)
寒稽古:
寒の時期に、武道や芸事の修練を行うことで、技術の向上とともに、寒さに耐えながら稽古をやり遂げることで、精神の鍛錬をするという目的にも重きが置かれています。
冬の海の中で練習をする空手の寒稽古などをTVで見たりしますが、それに比べ私の寒稽古は屋根の下で暖房もあるので軽い寒稽古です。
更に、老人のハンディキャップがあって、胴着(弓道をするときにきる衣装)の下にダウンベストとフリース、極暖の下着とパッチを着込んでの練習ですので、寒稽古というには大変甘い稽古です。
しかし、そうは行っても外気温1.5度Cの稽古ですの、寒稽古には違いありません。
寒稽古の効果かどうかは分かりませんが、
6本引いた矢が全て的に当たりました。
私の腕前では、6本が全て的に中る皆中は、正直あまりない いや殆どない珍しい現象。
これも寒稽古の成果と思って勝手に一人で納得したり、矢が的の左側に集中していてチョット不満だったり、まだまだ修行の足りない小池です。
尚、私の好きな言葉に剣豪「宮本武蔵」が五輪書に著した
「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす」
という言葉があります。
正直なところ、正月休み1週間ぶりに弓を引くと、筋肉が落ちたことがすぐに分かります。
コロナ禍で2ヶ月近く弓道場が閉鎖された時は、元の状態に戻るのに弓友の皆さんは1ヶ月かかったのではないかと思います。
この言葉、武道・スポーツ・芸事に限らず、仕事も含めて全てのことに通ずる言葉と思っています。