大きな無垢の原板にビックリ
社長の小池です。
当社のグループ会社「ラミネート・ラボ株式会社」の工場で、
富山市内の某和食店に収める大変珍しい無垢の原板を加工中との連絡を受け、
早速見てきました。
この原板を所有されている方は、富山市の酒造メーカーのオーナーで、
木材について大変造詣が深く、多くの銘木を収集されているそうです。
今回、このオーナーが和食店をオープンされるにあたって、
ご自身所有の多くの銘木を使い、
稀に見る木造建築になっているそうです。
そして、その目玉の銘木が、この原板です。
先ず目に入ったのが、杉の原板。
板の巾が1メートル以上あります。
木材は根元の方が太く、先端の方にいくにしたがって細くなりますが、
この板はは根元も先端も巾が変わりません。
元の原木が、いかに大きかったか想像できます。
この板は、根元の方がかなり張っています。
と言って、先端部分もかなりの巾はありますが・・・・。
樹齢は、何年になるのでしょうか?
所々に節がありました。
今後どのように補修するのか楽しみです。
次に、ラオス檜。
この木も、樹齢が何年なのか想像もつきません。
所々に割れが発生したのでワレ防止のための処置がなされています。
工場の作業をなさっている方が、削る前は臭いはしなかったのですは、
削り始めると「ヒノキの臭い」がそこはかとなく香って来たそうです。
何百年経っても、木って本当に凄いですね!!
これらの板は、今後工場で更なる加工をして、現場搬入だそうですが、
どうやって現場に運び込むのか、想像しただけでドキドキしますね!!
(レッカーと人海戦術でしょうか?)
これらの板が何処に使われるのか私には知る由もありませんが、
木材を扱う人間として、心が踊る加工現場体験でした。