地鎮祭で雅楽が流れましたが・・・!?
社長の小池です。
今月24日、富山市藤木でT様邸の地鎮祭に参列しました。
真夏の地鎮祭で、台風が来る中の蒸し暑い式となりましたが、
雨も降らず、滞り無く終えることができました。
地鎮祭ですが、全体の流れは何処であろうと同じですが、神主さんによって微妙な違いがあります。
例えば、神籬(ひもろぎ:神社以外にの場所で、神様を迎えるための依代(よりしろ)))に神様をお招きする時に、
声をあげてお招きされる神主さんもあれば、小声でひそひそとお招きされる神主さんもおられます。
地鎮祭を厳粛な雰囲気ということで、祝詞と柏手以外は音のない静かな地鎮祭もありますが、
神主さんによっては、自ら笛を吹いたり、太鼓を叩く神主さんもおられます。
お正月の初詣でよく聞く雅楽を、カセットテープ、CDラジカセ、携帯電話で
地鎮祭で流される方もおられます。
地域や、神主さんの様々なお考えかとは思いますが、
神様を地鎮祭にお招きし、安全祈願と工事の無事竣工をお祈りすることは、皆同じように感じています。
この写真は、本日の地鎮祭の設えです。
いつもの設えで、特段変わった事もありませんが、
「降神の儀」で神様をお招きしたおり、
今日に限って「雅楽」が祭壇真正面から、しれも
音量・音質ともに目の前で雅楽を奏でているような音が聞こえてくるではありませんか!!
音源が、カセットテープ・CDラジカセ・携帯電話であれば、
左横のテーブルから、音量・音質ともに雅楽とわかる程度の細やかな音が流れるはずです。
エエエエ、そんな馬鹿な? それとも、幻聴か? いやいや、とうとう俺もボケたかな?
と、チョット混乱してしまいました。
しかし、よく見ると、設えの2段目奥の「BOSE」のスピーカーがありました!!
携帯電話からBluetoothでスピーカーに信号を送り、本物のような雅楽を流しておられたわけです。
さらに、雅楽も「降神の儀・昇神の儀」の時と「玉串奉奠」の時と、雅楽の曲が違っていました。
地鎮祭が終わった後、神主さんに「今日の雅楽、前から聞こえてビックリしました!」と言ったところ、
神主さんから「スピーカーは、やっぱりBOSEですね。低音の響きが違う!」
と仰られ、これまたビックリでした。
その後、神主さんと、レコード、テープ、CD、デジタル音源の話になってしまいました。
どうしても、神主さんのイメージはデジタルとは真逆のアナログな感じを持ってしまいますが、
決してそうでは無いようです。
この神主さんが宮司を務められるお宮では、ホームページの量も更新もしっかりとされています。
「時代は変わる」を実感した地鎮祭となりました。