凍結でライフライン使えず!! ライフラインの意味を考えました!!
社長の小池です。
24日から続く寒波の影響の記事が北日本新聞(令和5年1月28日付)の載っていました。
今回の寒波は、24日(火)の夕方から猛威をふるい、25日(水)は一日中零度以下の気温、26日(木)に最高気温は零度を上回りましたが、久しぶりの寒い3日間となりました。
年末に雪が降って以来、雪のない1月でした。このまま、立春を迎えるのかなと思っていましたが、やはり「大寒」です。正しい寒波が日本を襲いました。
只、気温は低かったですが、雪の量がこの季節の寒波としてはたいしたことも無く助かりました。
と、気楽に26日の朝を迎え、多少の渋滞はありましたが会社に出社。事務所前の除雪が終わって手を洗おうとすると水が出ない事が判明。
ええええ!
この事務所で勤務して20年近くなりますが、冬場で水が出ないのは初めての経験。
鉄骨造の3階建てビルで、何処が凍結しているのかさっぱり見当もつきません。
取敢えずは、水道メーター辺りが一番外気に接しているような気がして、お湯をかけましたが変化なし。
となれば、1階から2階・3階に水をくみ上げているポンプが怪しいとなり、お湯をかけようとなりました。
(今まで、触ったことも触れたことも無い設備)
そして気が付いたのが、水が出ないのでお湯を沸かせない事実。(水道がでないのだから当たり前ですが・・)
ええええええ!
水が無いという事は、当然トイレも使えないこと初めて気がつきました。
ええええええ!
そこで始めたのが、ガスは使えたので雪を鍋に集め雪を溶かして水を作る作業。
良く雪山で登山家が雪を溶かして水を作り食事をしているシーンを見た記憶がありますが、この街中でそんなサバイバルな事を始めるなんて思ってもみませんでした。
不思議なもので、水が使えなくなるとお茶が飲みたくなるし、トイレが使えないとなるとトイレに行きたくなる。
人間の心理の変化に驚きです。
災害が発生した時にライフラインの復旧が大事と頭では分かっているのですが、実際に我が身に起きてその意味が本当にわかった気がしました。
事務所の水道水は業者さんの協力と、自然の僅かな気温の変化で午後には復旧することが出来ましたが、僅か半日のライフラインのストップによるストレスは強烈でした。
自然災害になるとライフラインのストップが数日続きます。
改めて「当たり前」が「当たり前になくなる」事態が発生して、日頃からの心構えと対策を考えさせられた1日となました。