令和4年度 弓道教室開講
社長の小池です。
今年も、富山県弓道場 弓道教室が開講されました。
今年の弓道教室は、
1年生(今年の募集生)12名
2年生(当教室は、最低2年間教えます)11名
合計23名の大人数の弓道教室となりました。
開講式では、私に司会の役目を仰せつかりました。
岡本会長の挨拶、講師紹介、事務連絡のあと、
開講式で講師の一番の緊張の瞬間、講師による射礼が行われました。
弓道教室の1年生は、多分弓を引いている事しか分らなかったと思いますが、弓道教室2年生や卒業生となると射の内容を見ているわけで、講師としてのプライドもあり大変緊張する射となりました。
(岡本会長からは、そのプライドとかが射の邪魔になっている。自然体で弓を引きなさいと言われそうですが、修行の足らない私には、まだまだ邪念が先行します(涙))
弓道には、「弓道修練の眼目」という4つの言葉があります。
①射法・射技の研修
②礼に即した体配の修練
③射品射格の向上
④人間完成の必要
これらを目指して、日々の練習に励みなさいという事ですが、どれをとっても未だに難しい修練です。
只、今日の開講式で、1年生の方には道場に張りつめた「ピーンとした何とも言えない空気」を感じて貰えたかと思います。
私などが言うのもおこまがしい話ではありますが、修練を通じて弓道の持つ魅力を感じて頂き、一生つきあえる趣味(競技・スポーツ・武道)になってもらえれば幸いです。
開講式終わった後、さっそく 弓道教室の開始。
弓道は、弓を引く順序が決まっています。
これを「射法八節」
(八つの動作:足踏み-胴作り-弓構え-打ち起し―引分け―会-離れ―残心)
と言いますが、この動作を覚えるのが最初の難関。
(私もそうでしたが・・・・)
半年もすれば、的前に行って実際に弓と矢をもって28メートル先の36㎝の的を射る段階になります。
そこまでが、我慢の連続。
自分の放った矢が的に中った時のポンという音は、多分一生の思い出の音になるかと思います。
1人の脱落者も無く、皆さんと一緒に弓道を楽しみたいと思います。