「ねんりんピック富山2018」 お手伝いしました
社長の小池です。
ねんりんピック富山2018が、平成30年11月3日から11月6日の間、富山県で開催されました。
愛称「ねんりんピック」の正式名称は「全国健康福祉祭」で、60歳以上の方々を中心として、あらゆる世代の人たちが親しみ、交流を深めることができる健康と福祉の総合的な祭典です。
昭和63年(1988年)に兵庫県で第1回大会が開催されて以来、毎年開催されています。そして今年、第31回大会が富山で開催されたわけです。
全国から、1万人以上の方が富山の地に集まりました。
(前週の富山マラソンに続いての、1万人以上の県外の方が参加するビックイベントが、富山県内で行われた事になります。凄いですね!)
大会は、ねんりんピック史上最多の27種目が行われ、15市町村に分かれて開催されました。
そして、私はその中で 弓道(会場:射水市/大島弓道場)のお世話をしました。
富山県弓道連盟の方々は、この大会を開催するにあたり1年以上前から準備をされていました。
とにかく、1年前からボランテイア(運営のお手伝い)の募集と参加確認があったのですが、今回大会の運営ボランティアをして富山県弓道連盟の危機意識がやっと分かりました。
(選手控え室)
弓道交流大会には、全国から70チーム 総勢500人近い方々が参加。選手の控室の大島の体育館は満員で、試合前の緊張感と試合後の安堵感の熱気が凄いです。
試合前の巻藁練習もピリピリ感が伝わります。
富山県内の弓道愛好家が支部射会を開催する事はあります。
130人程がいつもの道場で、
顔見知りのメンバーで大会運営で参加するのですが、
全国から多くの弓道愛好家が集まるねんりんピックは、
規模から違いました!!
(試合)
試合は、
交流試合が2回、交換試合が1回、
交流試合を勝ち抜いた16チームによる決勝トーナメント15試合を、
2日で消化しなければなりません。
まさに分刻みの大会運営です。
(決勝トーナメントが始まる前の、成績の集計時間と出場順の決定に要した時間を除き、2日間19時間フルに休むことなく試合をしていました。)
試合は、富山県弓道連盟の岡本会長の「矢渡し」から始まります。
試合はこんな感じで、射場内には2チームが入って試合をします。
参加70チームが日頃の練習成果を発揮され、
埼玉県チームが優勝 福岡県チームが準優勝
となりました。
おめでとう御座います。
(大会ボランティア)
私は、出場選手の道場場内での補助を担当する係です。
昼食時間の休憩を除きほとんど19時間
道場入り口で待機 もしくは 道場内で選手の試合補助にあたる
緊張しっぱなしのハードな2日間でした。
(仲間と初日の午前中。まだ、体力の余力がありニッコリしてます)
(入場前の選手。滞りなく試合会場へ誘導します)
ボランティアメンバーの集合写真です。
富山県弓道連に所属のメンバーが競技役員として102名
富山県内高校生(高岡西・高岡工芸・大門・国際大付属)が補助員として82名
総勢184名で、大会運営にあたりました。
試合の2日間、このボランティアメンバーが朝の7時から夜の7時まで会場に詰めます。
(朝のミーティング風景。背筋をピンとのばして ガンバルぞ!)
(最終日、最終ミーティングは20時近くでした。皆さん疲労困憊!
疲れたよ~!)
本当に、ボランティアの皆さんご苦労様でした。
(感想)
私は、全国規模の大会ボランティアに参加したのが生涯2度目の経験です。
1回目は31歳に経験した富山青年会議所の全国大会
そして 2回目が65歳で「ねんりんピック」です。
これらの大会は全て、
『富山に来られた方々に「おもてなし」の精神で接しよう』
という考え方で運営されました。
2020年のオリンピック招致で、滝川クリステルさんが
「お・も・て・な・し」
と発言して一躍流行語になった記憶がありますが、
「おもてなし」の心は日本人全てが持っている
大事な美意識だと改めて気づかされました。
多くの方が生まれて初めて富山の地に来られたと思います。
そうした方々が富山に良い印象を持たれ、
また家族や知り合いと美味しい魚や自然を堪能しに来て頂ければ、
富山県人として、そして大会運営に携わった者として
とても幸いな事だと感じた次第です。