長期優良住宅
世代を超えてずっと住み継ぐ家
「良い家を長く大切に使う」という考え方、
素敵だと思いませんか?
ハウス・ラボの長期優良住宅は、
「つくっては壊す」というフロー消費型の社会から、
「いい家をつくって、きちんと手入れして、長く大切に使う」という
ストック型社会への転換を図った家づくりです。
これからの時代の家づくりには欠かすことのできない高い省エネ性と、
耐震性をはじめとした4つの認定基準を満たすことで、国に正式に認められた住まいです。
良質な住宅を長く大事に使うことにより、環境への負担を軽減し、
未来の子供たちの負担を減らしてゆとりある暮らしを実現することを目的としています。
長期優良住宅の4つの品質基準
最高3等級
- ◎耐力壁が建築基準法(耐震等級1)の1.5倍以上あります。
- ◎震度7クラスの大地震でも、倒壊しない強度があります。
- ◎構造計算により、梁と柱の結合部の強さもチェックします。
エネルギー消費等級6
- ◎断熱性能のUA値0.55を基準とした高断熱住宅。
- ◎一般住宅より一次エネルギー消費量を20%以上削減した省エネ性です。
- ◎ZEH水準の性能をBELS評価書で確認します。
最高3等級
- ◎土台・1階柱にはJAS-K3以上(耐久性の高いもの)の材料を使用します。
- ◎基礎を高くし(400mm以上)、積雪による被害から土台を守ります。
- ◎基礎パッキンにより従来の1.2倍の換気量が保たれます。
最高3等級
- ◎構造体を壊さずに配管の補修が可能です。
- ◎床下・天井裏・配管の点検が容易です。
- ◎図面データや入居後の点検などの住宅履歴の管理を行います。
「地震」から家族を守る、は必然です。
新築時だけではなくずっと先まで安心が続くことが大切、
だから、長期優良住宅です。
JWOOD工法
木造軸組の家が、すごい強度を持った
在来木造軸組工法の自由設計力と木のぬくもりをそのままに、耐震性と断熱性に優れたパネルの特性を活かし、住み良さと構造の強さを集約した「JWOOD工法」。軸組をJWOOD LVLと金物で接合し、床パネルと壁パネルで六面一体化させた構造システムです。JAS認定工場で生産されますので、常に安定した品質が確保でき、また現場の施工性も高く工期を短縮します。
長期にわたり品質が安定 木より強い「JWOOD LVL」
構造材には含水率8~10%の優れた乾燥材JWOOD LVLを使用していますので、木が「やせる」ことがほとんどありません。経年変化に強く、寸法安定性・品質・性能が長く維持でき、耐久性・耐震性に優れます。
力強く柱をつなぐ、合理化された「接合金物」
接合部には、HSS金物を採用しています。断面欠損が少なく、仕口が弱点とならないので、在来仕口の約1.5倍の強度を発揮します。
また、塗装には耐食性に優れたカチオン電着塗装(自動車ボディに使われる高耐食塗装)を採用しています。
熊本地震のような「繰り返しの地震」にも耐えることが実証されています。
ハウス・ラボのプレカット工場では、富山県木材試験場で阪神大震災の際に観測された地震波(震度6強)をくり返し構造体に与える実大震動実験を行いました。
結果は、倒壊はもちろん大きな損傷も見られませんでした。
面で強度を保つ、パネル工法「耐震パネル」
在来軸組工法に枠組壁工法(ツーバイフォー)の考えを取り入れたパネル工法は、モノコック構造とも呼ばれ、在来軸組工法のプランの自由度が高いというメリットを活かしながら、非常に高い剛性を発揮した耐震性・耐風性に優れた建物を建築することが可能になります。
土質が分かる地盤調査、SDS試験で安心
「SWS」試験と詳細な土質を判定できる「SDS試験」を併用し、過少設計による地盤事故の発生を防止します。さらに、良質地盤なのに杭を打つといった過剰設計(補強工事)の低減でコストダウンにもつながります。
耐震性と耐久性で高品質な「ベタ基礎」
住まい全体からの不可応力を分散する「ベタ基礎」を採用し、長期優良住宅の認定の中で、基礎梁、スラブ設計を構造計算し耐震性に優れた、信頼の高い基礎構造を実現しています。
また、基礎の全面に防湿シートを施工し湿気をカット、全周囲から換気のできる基礎パッキンで住まいの老朽化の原因となる床下の湿気を排除、地震への強度と長期にわたる耐久性を見据えた高品質な基礎です。
(インナーガレージは布基礎になる場合があります。)
ハウス・ラボの家は国が定める「ZEH水準」の性能をクリアする高い断熱・省エネ性を誇ります。
数値が小さいほど高い断熱性能を示す「UA値」は高性能な断熱材と樹脂サッシにより、
一般的な住宅より37%断熱性能をアップさせたUA値0.55を基準としています。
また、照明や冷暖房、給湯などの設備機器にもこだわり、
建物自体の省エネ性を示す「BEI値」も、一般基準より20%以上削減した0.8以下としています。
UA値:0.55基準
BEI値:0.8以下
ZEHの断熱基準をクリア
壁・天井は発泡ウレタンフォーム断熱
外気に触れる壁や屋根の部分には隙間なく断熱材が充填できる発泡ウレタンフォーム断熱材を採用しています。
アレルギーの原因とされるホルムアルデヒドの発生もないため、人にも優しい断熱素材です。
●吹付硬質ウレタンフォームA種3
天井:厚200mm/壁:厚80mm
床はフェノールフォーム断熱材
地面からの影響を受けやすい1階床下にはフェノールフォーム断熱材を採用。経年変化もないため永続的に効果を発揮。発泡ウレタンフォームと共に適材適所の断熱を行うことで温熱環境の快適さに万全を期しています。
●A種フェノールフォーム保温板3種1号
ネオマフォーム/床:厚45mm
樹脂窓は高い断熱性に優れ、冷暖房の消費エネルギーを大幅に抑えます。
Low-E複層ガラスの熱の逃げにくさは、単板ガラスのなんと約4倍。
外気温や室温が同じ条件で比べても、体感温度に大きく差がでます。
Low-E複層ガラスは、太陽の熱をなんと約60%もカットします。
夏の直射日光を受けても、室内の冷房効果を落としません。
2階からの音を伝えにくい構造
より快適に暮らしていただくために2階の音にも配慮しています。
2階床の剛性を高めた28mmの剛床は、「床衝撃音」の低減にも効果を発揮します。さらにハウス・ラボでは、2階床の遮音性を高めるために、硬質石膏ボードと弾力性のある制振接着剤「サウンドカット」を採用しています。加えて、1階天井に吸音効果の高いグラスウールを敷くことで2階からの音の低減を図っています。
壁の内側から大切な家族の健康を守ります
室内の空気をもっと安全に。健康で快適な環境を保つ内装材を採用。
目に見えないからこそ、お部屋の空気をもっと安全にしたいとハウス・ラボは考えています。
壁・天井の内装の下地となる石膏ボードには「シックハウス症候群」の原因となる空気中のホルムアルデヒドを吸収分解する「ハイクリンボード」を採用しています。