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地盤調査報告書(地盤改良の必要のない場合)地盤調査後、この様な提案書が届きます。
この調査書には、
SDS調査によって
①表土は盛土・埋土
②表土から以深は、粘性土と砂質土の互層と識別
SWS調査によって
①全体的に建築加重を支え得る良好な測定値が得られてる
②戸建て住宅の地盤としては著しい不同沈下の懸念は少ない
との判断がなされました。
従って、
①地盤の長期許容応力度>基礎の設計地耐力
↓
②盛土・埋め戻し土の収縮にたいして安全
↓
③地盤の沈下や傾きに対して安全
↓
直接基礎 で「可」となりました。
尚、当社が標準仕様としている「ベタ基礎」は「布基礎」に比べて地耐力が優れている為、
地盤改良などの地盤対策がおき難い基礎と言えます。
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地盤調査報告書(地盤対策が必要で、柱状改良のケース)この地盤報告書は、上記の報告書と違って、地盤対策として柱状改良が必要となったケースです。
SDS試験とSWS試験を照らし合わし、
盛土以深における粘性土部で軟弱な状態が確認され、
不同沈下を引き起こす可能性が高い地盤と推察されました。
①地盤の長期許容応力度>基礎の設計地耐力
↓
②盛土・埋め戻し土の収縮にたいして安全
↓
③地盤の沈下や傾きに対して安全ではない
↓
地盤対策が必要
となったわけです。
尚、地盤改良工事はどんな工法でも良いという訳でなく、
地盤保証を受ける保険会社の指定の改良工事となります。
工事の流れ:①地盤編 3.地盤調査報告書
2019.06.04
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