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こんにちは。リフォーム部の老川です。
夏の暑さも落ち着き、雨が多いですが涼しい季節になってきました。
さて、今回は屋根の改修工事をご紹介します。
このお宅が、なぜ屋根改修する事になったのか?
最初は雨漏りがするという事で、調査に行きました。
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屋根と屋根が合流するところに、谷ができます。その谷には通常、板金を施工し下へと雨水を流します。
その谷板金が両方の屋根からの雨を受けきれず、オーバーフローして中に入り込んでいる可能性が高いと思われたので、谷板金にオーバーフロー防止の部材とコーキング処理をしてきました。 -
数日後の風の強かった次の日、お客様からまた雨漏りしてきた、と連絡がありました。
なぜ??と思いながら、今度は瓦をはぐって調査してみました。 -
すると、瓦の下に敷いてあるルーフィングが経年劣化により、穴が所々空いておりました。
これでは吹き込んだ雨水が通常であれば、ルーフィングにより流れてしまうのが、穴があっては、そこから浸水してしまいます。こうなると、雨水の侵入経路を特定するのは不可能です。どこからでも侵入してくるので。 -
以上の事があり、下地からやり替えをしないと、雨漏りは止まらない旨をご説明し、屋根の改修となりました。 -
まずは、既存瓦を撤去し、ベニヤを新設で貼っていきます。
そのベニヤの上に新しいアスファルトルーフィングを敷きます。 -
そして、瓦施工して、完成です。
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これ以降は、雨漏りはしなくなったそうです。
屋根は家屋を守る大切な部分です。
修繕が必要でもほっとくと、家屋自体がボロボロになっていきます。
これを見て、屋根が心配だなぁ~と思われた方は、お気軽にご相談下さい。
屋根改修工事
2018.09.15
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