030:ZEHに必要なHEMSとは
2017.04.05
HEMSは「home energy management system」の頭文字を取ったもので、日本語で「ホーム・エネルギー・マネジメント(管理)・システム」と呼ばれ、センサーや ITの技術を活用して住宅の「エネルギー管理」・「省エネ」を行うシステムをさします。
HEMSで実現できる事は大きく分けて「表示」と「制御」2つあります。
「表示」とは、どれだけのエネルギーが、いつ、どこで、何にしようされているかを「見える化」することであり、「制御」とは家中の機器を一括してコントロールし、自動的にエネルギー使用量を制御することです。
現在HEMSは商品化が始まった所ですが、HEMSの商品開発と認知を進める為国は、『「エネルギー管理システム」導入促進事業費補助金(HEMS導入事業)』を開始しました。
下記が、現在商品化が出来たHEMSのイメージです。青の点線内の機器がHEMSで、補助金の対象になります。
補助金対象の用件は
①電力使用量の見える化と計測データの保持期間13か月
②機器制御機能
③標準インターフェイス(ECHONET Lite)の搭載 となっています。
(ECHONET Liteとは、電力会社のデータセンターと住宅のHEMS仲介する通信規約で、2011年12月に経済産業省が認定され今後この分野の技術開発と商品化の加速が予想されます)
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