010:住宅の性能を知る ―建設住宅性能評価について―

2016.08.01

建設住宅性能評価における現場検査は、第三者機関によって建築工事中に4回実施されます。

1回目 基礎配筋検査

基礎の鉄筋が基礎図面通りに施工されているかを調べる検査。
コンクリートを打ってしまうと、基礎配筋の様子は確認する事ができません。
基礎の強度を保つためには、絶対必要なチェックです!

2回目 上棟完了後の検査

上棟完了後に行う、主に構造体の検査。
柱や梁が設計図通りの大きさ、場所に付いているか検査します。多くの材料が、
工事完了後には確認できなく材料ですので、計算通りの強さを維持するためには、
絶対に必要です!

3回目 内装工事の検査

耐力壁、断熱材など壁を仕上げると見えなくなる場所の内装工事の仕上げ前の検査です。
耐震や高気密・高断熱を維持するために絶対に必要です!

4回目 竣工時の検査

設計図通りに、内装材や設備機器が問題なく施工されているかを検査します。
建設住宅性能評価の最後の検査です。

1回目~3回目は、コンクリートや壁など隠れてしまう、工事が終わってからは絶対に確認できない検査内容です。いくら設計図にハイレベルの内容が書き込んであっても、図面通りに施工しなければ何の意味も無いことになります。

建設住宅性能評価は、安心の必要条件です

1回目  基礎配筋検査の様子
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2回目  上棟完了後の検査
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