ハウス・ラボの今年1年を振り返る
社長の小池です。
早いもので、今年もあと3週間を残すのみとなりました。
お蔭様を持ちまして、今年も様々な出会いを通して、たくさんの方々とのご縁ができた事、先ずは感謝申し上げます。
2017年を振り返えり、今日はブログを書きたいと思います。
先ずは、社長が選ぶ「ハウスラボ 3大ニュース」からお話をさせて頂きたい思います。
ニュース1.ハウス・ラボの標準性能を変更
当社の住宅は、住宅性能表示をベースとした長期優良住宅を基本性能としてきました。
この制度は、我々住宅業界を管轄する国土交通省の指導下にあります。
具体的には、
①構造の安定 :耐震等級 2等級
②温熱環境 :断熱等性能等級 最高4等級
③維持管理への配慮 :維持管理等対策等級 最高3等級
④劣化の軽減 :劣化対策等級 最高3等級
となっています。
一方、日本国のエネルギー政策を担当する経済産業省も、エネルギー問題から一番改革が遅れている住宅部門への改善指針が示されました。
それがZEH(ゼッチ:ネット・ゼロ・エネルギーハウス)住宅です。
ネット・ゼロ・エネルギーハウスは、高断熱性能、幸高率な省エネ設備、創エネ設備を使う事で、年間の1次エネルギー消費量を正味ゼロ(またはマイナス)の住宅です。
エネルギー基本計画では「2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までには新築住宅の平均でZEHの実現を目指す。」となっています。(2030年にはZEHが当たり前になると言う事かと思います。)
国土交通省と経済産業省 それぞれが別々の立場で住宅政策に係っているいるようにも見えますが、決して相反している訳でもありません。
但し、業界においては多少混乱している面はあります。
そのような中、当社は国土交通省と経済産業省それぞれの住宅指針を社内で包括した形で、2017年4月から住宅の標準仕様の変更を始めました。
具体的は、長期優良住宅のレベルは維持し、上記の②温熱環境 については 経済産業省のZEHレベル(断熱性能・省エネ性能・創エネ性能)を更に付加する事にしました。
現時点では、かなり画期的な標準仕様と自負しています!!
ニュース2.経堂ZEHモデル 2017年8月オープン
今年の8月に、経堂ZEHモデルをオープンしました。
ZEHモデルとしては3棟目、当社としても様々な経験を踏まえての革新的なモデルと考えています。
長期優良住宅をベースに耐震等級2でありながらひろびろLDKを確保し、モデルを見学したお客様からは驚きの声を頂いております。
更に、ZEH仕様で1次消費エネルギーのゼロを目指しています。
具体的な電力の 買電 売電 その差額は下記の様になっています。
月 買電金額 売電金額 差額
8月 3,968 19,371 15,403
9月 3,666 18,645 14,979
10月 3,420 12,870 9,450
4ヶ月計 17,907 60,984 43,077
モデル住宅なので、実際に住んでみるのでは違いもあるでしょうが、夜間の電気消費量は少ないと思われますが、日中の消費量はモデル住宅が圧倒的に多いと思われます。
正確な光熱費までは検証はできませんが、ZEH住宅はかなりお得な住環境である事は間違いありません。
ニュース3.黒瀬本社事務所 改修工事
社長ブログで度々ご報告いたしましたが、当社の黒瀬本社事務所を、全面的に改修いたしました。
当社はコイケモクザイグループの住宅部門として今年で創業15年となります。
15年の記念事業という思い、この地に本社を移して10年が経ち本社事務所の外壁も汚れが目立ち始め、創業20年に向けて会社の雰囲気も変えたいという思いが、事務所の改修工事に踏み切らせた要因です。
様々な方から、「ハウス・ラボ変わったね」と言われました。
特に外壁の3色の色合わせが好評ですし、夜間にLED照明で照らす「太平ハウス・ラボ」の文字が「オフィス・店舗がひしめく黒瀬交差点でもかなり目立っているね」と言われると嬉しくなります。
以上が、社長が選ぶ「ハウス・ラボ3大ニュース」ですが、
個人的な2017年3大ニュースも考えてみました。
今年も様々な事があったのですが、特に下記の出来事が心に残ったように思います。
小池ニュース1.ニュージーランド研修
(詳細は7月11日〜18日に渡って計4回 社長ブログに掲載)
小池ニュース2.立山登山&称名滝で富山の自然を満喫
(詳細は9月2日&11月2日の社長ブログに掲載)
小池ニュース3.弓道昇段試験 今年も残念な結果に終わる
(昇段試験に合格した時は掲載を考えていましたが、
残念ながら今年は昇段できず社長ブログは書けません
でした。来年こそは、社長ブログに掲載したいと
思います。)
こうして今年1年を振り返ってみても、いろんな事があったなと思い出されます。
今年一年の感謝の気持ちを忘れず、来年も今年以上にアグレッシブに攻めて、いい年だったと言えるように、当社一丸となって精進したいと思います。