032:創エネ その1 :太陽光

2017.04.05

創エネとして、今一番期待が高いのは太陽光です。

太陽光のシステムは、六つの部材が合わさったシステムです。

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①ソーラーパネルは、シリコンを原料に太陽電池セル(素子)で作られています。
セルには、単結晶と多結晶のタイプがありますが、ハウスラボでは単位面積当たりの効率の良い単結晶を採用しています。

②接続箱は、ソーラーパネルの配線を一つにまとめパワーコンディショナに供給します。

③パワーコンディショナは、ソーラーパネルから送られてきた直流電力を、家庭内で利用できるように効率よく変換します。

④カラーモニターは、毎日の発電状況や二酸化炭素の削減量などが確認できます。

⑤分電盤は、住宅に通常使っている分電盤と同じもので特に太陽光だからといって変わるものではありません。

⑥電力量計は、売る電力と買う電力を計ります。
太陽光が無い一般住宅では電力量計は1個ですが、太陽光が付くことで売買に2個必要となります。

予測発電量ですが、

太陽光3.8kwを設置することで、年間4,022kwhの電気を発電し、杉の木90本分の植樹と同じ二酸化炭素削減効果を得ることができます

(LIXIL ソーラーラック資料より)

発電量は、太陽が顔を出す気象条件に左右されます。

したがって四季のある日本において季節と地域の影響を受けることは避けられません。

冬に雪が降る富山と冬に晴天が続く東京と比較して10%ほど効果が落ちる試算もあります。

又、屋根の方位や傾斜角度でも発電量の差がでます。

ベストの設置方位は「真南」 設置角度「30度」ですが、設置方位が「真東」「真西」になった場合は17%程効果が落ちます。又設置角度が「20度」になると1.8%が効率落ちます。

しかし、現実には「真南」の住宅と言うのは考え難く、発電量は土地の形状、平面図・立面図考えながら検討する課題であり、あまり方位等に縛られ事はないと思います。

ハウス・ラボでは、太陽光の設置可能面積や発電量の資産が出来ますので、プランを決める過程で検討されることをお勧めします。

(補助金ついて)

太陽光については、24年度も補助金の対象になることが決定しています。

内容は

1kwあたりのシステム価格が55万円以下のもの     3.0万円/kwを補助

1kwあたりのシステム価格が47.5万円以下のもの    3.5万円/kwを補助

となっています。

この制度を見ると、価格の安いシステムの方が補助金が多くなっています。

国土交通省の太陽メーカー光に対するコストダウンに向けた強い意志と、今後の日本の創エネルギー対策に対する考えを垣間見る思いがします。

尚、ハウスラボでは国の方針に即対応する形で、価格面の対応を決めました。

太陽光は一般住宅の設備機器として考えた時、単品では最高の価格の部類に属します。

時々4kw200万円近くする太陽光システムをサービスしますという住宅会社のチラシを見かけますが、

1円単位のコストダウンを日々続ける中で長期優良住宅を基本とするハウス・ラボでは、このようなまやかしは絶対にゆるしません。

但し、お客様が希望される高価な商品に対するコストダウンに対する思いは強く、今回は単結晶パネルを使用しながら、45万/1kwといたしました。


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