太平ハウス・ラボ 協力会 総会 (於:富山市自遊館)
社長の小池です。
平成29年2月7日 18時から富山市の自遊館会議室で、太平ハウス・ラボ協力会の平成29年度総会が開催されました。
協力会は、当社の事業に従事 又は 関連する企業、業者、メーカー及び納入業者をもって構成されます。
協力会は、当社の事業遂行に協力し、会員相互の連絡・提携により会員間の親睦はもとより、施工技術の練磨、工事の促進、労働災害の撲滅等を目指しています。
具体的には、6月には安全大会の開催し、安全パトロール、工程会議、大工部会など必要に応じて実施しています。
そして今日は、年1回の総会と、その後に会員相互の親睦を図る新年会です。
その総会で、当社を代表して下記のお話をさせていただきました。
1.平成28年(1月~12月)の住宅着工の動向
①全国 合計 967,705戸 前年比 106.4%
②北陸 合計 18,805戸 前年比 110.5%
③富山 合計 7,252戸 前年比 110.5%
住宅着工数から分析すれば、全国水準 北陸の水準から見ても富山県の平成28年の住宅着工は大変良い1年だったように思われます。
富山県の着工数を更に細かく分析すると、
①持ち家 3,348戸 前年比104.2%
②貸家 2,856戸 前年比136.7%
③給与 194戸 前年比312.9%
④分譲 854戸 前年比184.1%
となっています。
持家(当社が取り組んでいる住宅分類)は全国平均が103.1%ですから、富山県は全国並みなのに対し、それ以外の分野は大変好調だったと言えます。
特に貸家に分譲に分類されるマンションは、前年比352%増の 420戸もありました。
平成28年の住宅着工数は、低金利を受けての着工数増加と考えるべきと思います。特に富山県はマンション需要が神風となった特異な1年であったと思われます。
しかしながら、日本経済は少子化であり人口減であり、特に住宅においては縮小均衡の傾向は今後益々強くなります。
持家の数字が、現状を正しく反映した数字と思います。
昨年の富山は、特別な1年と考えるべきでしょう。
2.太平ハウス・ラボの取組み
①ZEH住宅への積極的参画
当社は、従来 「長期優良住宅」+「JWOOD]を商品の中心においてきました。昨年からは、更に「ZEH住宅」を商品のラインアップに加えました。
ZEH住宅は、
(ⅰ)断熱性能の数値化とレベルの設定
(ⅱ)1次エネルギーに削減
(ⅲ)創エネによる1次エネルギー消費をゼロ以下
が、必須条件となります。
ZEH住宅は、国が目指すこれからの住宅のスタンダード(標準)です。
地球への負荷軽減は当然ながら、光熱費削減が出来る家計へとても優しい住宅、さらに当社では長期優良住宅で耐震性能も保証されます。
当社が取り組むZEH住宅は、資産価値と共にこれからのサステイナブル(持続可能)社会にむけた未来の住宅と言えます。
更に今年は、ZEH住宅取得ぬ向け、「ZEH住宅 太陽光’創エネ応援キャンペーン」 「ZEH住宅 床暖応援キャンペーン」を予定しています。
②信頼・納得・安心の家作り
平成28年は住宅着工数が967千戸を数えましたが、少子化の影響もあり数年後には60万戸時代が来ると言われています。
そのような経済環境の中で、新築棟数を追いかける企業の姿勢ではなく、お客様に選ばれる企業こそ これから求められる住宅会社と言えます。
当社では、商品においては「ZEH住宅」を中心に据え、生涯住宅費用から考えた住宅購入資金、ランニングコストのかからない住宅、住んでから安心の家守りを考えた「信頼・納得・安心の家作り」を目指しています。
そして最後に、当社が考える家づくりに向かい、協力会の皆様に「日々仕事の中身の改善、レベルアップ」をお願いし挨拶を終えました。
この私からの業界の現状と、当社の住宅の考え方・取り組み方に対し、協力会の青石会長はじめ様々な業者の方に、総会の後の懇親会の席などで賛同を得ることが出来ました。
今年も、協力会の皆さんと共に、お客様の夢をかなえる家づくりを目指したいと改めて思った総会でした。
協力会の皆さん、今年も宜しくお願い申し上げます。
(記:小池英樹)