北海道へZEHモデル見学
営業開発部の宇多です。
先日ZEH(ゼロエネルギーハウス)の勉強会として
社員4名で北海道へ行ってきました。
釧路と帯広のモデルでは
1階床下の断熱材で厚み約22センチ(グラスウール+フェノールフォーム)
外壁には、内部から充填する断熱材で約9センチ(グラスウール)
+外張りの断熱材10センチ(ネオマフォーム)
天井には約40センチの断熱材(グラスウール)と富山では考えられない程の断熱材の厚みです。
そして外部の窓にはトリプルガラスの入った樹脂サッシを使っています。
これでUA値(外皮平均熱還流率:建物の断熱性能を表し数値が低い程性能が高い)0.21
北海道でのZEHのUA値の基準は0.4以下(富山は0.6以下)となっているので
いかに断熱性能が高いかが分かります。
今回訪れたT社ではこの建物に高性能な省エネ設備(給湯器、冷暖房機、照明、換気設備など)
+太陽光パネルによる創エネでZEHを実現されています。
本当は建築中の現場の見学や、真冬の北海道での建物内での体験もしてみたかったのですが
(北海道では真冬でも家の中では半袖短パンで過ごしアイスクリームを食べているそうです。
これはこれで省エネの観点からすると問題ありそうですが…。)
今回はタイミングが合わず残念でした
また次の機会があれば行ってみたいですね。
余談ですが
釧路では凍結深度
(地盤の凍結が起こらない地表面からの深さ。地面が凍結すると膨張して地盤が押し上げられる為、
建物の基礎の底板や給水管などは、凍結深度より深いところに設置する必要があります。
凍結深度より浅いと、基礎がゆがんだり、水道管が破裂したりするおそれがあります。)
が1.2メートルということで
こんな基礎となっていました
(基礎の後ろに見える山は基礎の為に掘った土です)
話で聞いたことはありましたが実際見たのは初めてでした