令和7年度がスタートしました。
社長の小池です。
令和7年度がいよいよスタートいたしました。
当社では、毎年この時期に新年度に向けた経営会議を社員参加のもと開催しております。
その会議で社員に向けてお話しした内容を、このブログで共有させていただきます。
(1)住宅業界を取り巻く環境
少子高齢化が進み、戸建住宅市場は縮小傾向が続いています。
新築戸建住宅を専業とする当社にとっても、依然として厳しい環境です。
資材価格は高騰を続け、値下がりの兆しは見えておりません。
30年続いたデフレが終わり、インフレの時代に突入しましたが、多くのお客様や社員にとってインフレは未体験の状況です。
「インフレにどう立ち向かうべきか」を模索する日々が、今後も続くと考えられます。
こうした厳しい環境下において、今年4月には建築基準法の改正が行われました。
法規制の厳格化は正しい方向性ではありますが、業界には混乱も予想され、着工や竣工の遅れが懸念されます。
さらに、断熱性能に関する新たな高性能基準も設けられ、性能と価格のバランスをどう取るか、判断がますます難しくなっています。
(2)太平ハウス・ラボ 令和7年度の取り組み
当社は、「建てる前も、建てた後も一生涯安心して暮らせる住まい」の提供を目指し、
「安心と価値をつなぐ会社」でありたいと考えています。
そのために、本年も「設計デザイン × 暮らし心地」の追求を続けてまいります。
以下の3点を、令和7年度の重点課題といたします。
① 耐震等級3の構造、ZEH水準以上の断熱・省エネ性能を備えた、長期優良住宅のご提案
安心・安全・快適を兼ね備えた住まいのご提供に努めます。
② 多様な住宅スタイルに対応
2階建て・平屋・フルオーダー住宅・定額注文住宅など、豊富なラインナップからお選びいただけます。
③ 先進技術への対応
子育てエコホーム支援事業(旧:グリーン化事業)や、耐震対策としての制震ダンパー導入にも対応。
さらに、HEAT20(断熱等級7)基準に準拠した住宅の開発にも取り組みます。
このような想いを胸に、令和7年度も皆様にご満足いただける住まいをご提案してまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。