阪神淡路大震災から30年~能登半島地震から1年、耐震について

2025.01.19

1995年1月17日に、阪神淡路大震災が発生しました。
その時の、震度7の大きな揺れにより、多くの木造住宅が倒壊してしまいました。

その経験をもとに、それまでの耐震基準が見直されて、「筋交を金物で固定、耐力壁の配置バランス」によって耐震性を高めた、「2000年基準」が作られています。

その後、耐震強度として、耐震等級1~3の3つが定められています。「2000年基準」は耐震等級1に相当します。

能登半島地震では「2000年基準」の住宅は倒壊はしなくても、建物の損傷が大きくて、直ぐには住めず、大規模な修繕が必要になったケースが多くありました。
災害後に今までの生活ができなくなることを考えると、耐震等級2以上、できれば耐震等級3を目指した方がいいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

また、熊本地震や能登半島地震でも見られた「繰り返しの地震」から、建物のダメージを軽減する方法として、耐震等級3の建物に「制震ダンパー」を組み込むシステムも増えてきています。

下記に能登半島地震で制震ダンパーを採用した動画があります、ご参考にして下さい。

 

 

 

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=82uCZOhvNG0&t=2s

能登半島から「MIRAIEがあってよかった」という声が届きました。 [住友ゴム工業ホームページより]

 

(設計部 小林)

 


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