「災害と住まいについての意識調査」について

2024.10.20
  • 今週のスタッフブログは、引き続き防災についてのお話です。
    大地震、集中豪雨と自然災害が増えており、避難生活についての関心が高まっています。
    住宅業界誌の新建ハウジングに、「災害と住まいについての意識調査」が掲載されておりました。
  • それによると、「災害でライフライン停止の場合でも、在宅避難を優先したいと思いますか?」という質問に、「とてもそう思う」と、「そう思う」に回答した人と合わせて、9割以上の人が在宅避難を優先したいと思っていることが分かりました。
  • 「在宅避難」とは、災害時に倒壊等の危険性がない場合、そのまま自宅で生活を送る方法のことです。避難所生活のようなストレスがないメリットがある一方で、食料や水など生活必需品の備蓄が必要不可欠になります。

    そして、「飲食料や生活必需品を何日分備蓄していますか?」の問いには、在宅避難を優先の人でも、「1日分~2日分」(32.0%)が最も多く、「備蓄をしていない」という人も約2割にのぼります。
    さらに、全体の96.7%の家庭が、備蓄品の準備が1週間分未満の結果となりました。
  • 能登半島地震から10か月が経過し、発災当時よりは危機感が薄れてきている頃かと思います。
    最近でも、お米がないと言われていたので、準備できるときに早め早めの行動を意識し、備えておきたいですね。

    (設計部 小林)

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