住宅省エネ2024キャンペーンの進捗分析
社長の小池です。
令和6年3月29日に受付が始まった「住宅省エネ2024キャンペーン」ですが、今日現在の進捗率です。
(この他に、賃貸集合給湯省エネ2024事業がありますが、当社の対象外ですので割愛しました)
受付が始まって約5ヶ月弱。事業によって、進捗率のバラツキが出ているようです。
私の現在の分析です。
①子育てエコホーム支援事業
当社の住宅は全て長期優良住宅ですので、全て補助金の対象物件となります。
補助金は基礎完成時の写真をもって受付となります。
打合せ・工事請負契約・申請業務・基礎着工となるとかなりの時間がかかりますが、現在進捗率42%です。
チャレンジの価値はまだあると思います。
②先進的窓リノベ2024事業
先進的窓リノベは、思ったより消化が進んでいません。昨年に比較して補助金の総額アップしたことも考えられますが、進捗率26%は低いイメージです。
窓リノベの対象工事は下記の通り
(a)ガラス交換(既存窓を利用してガラス交換)
(b)外窓交換/カバー工法(既存窓を残して、新たな窓で覆う)
(c)外窓交換/はつり工法(既存窓を取り除き、新たな窓に交換)
(d)内窓設置(既存窓の内側に、新たな窓を新設)
当社としては、費用対効果を考え(b)(d)の工法をお勧めしています。
取り替える窓(長戸:外にそのまま行ける大きな窓、中連窓:リビングなどにある風を入れる窓)の大きさによってサッシ窓の金額や補助金の金額が違います。
従って、補助金を差し引いたお客様の実質負担額を簡単にお知らせできません。
補助金は下記の通りです。
(b)外窓交換/カバー工法
推奨:Aグレード
(大:¥117,000 中:¥87,000 翔:¥58,000)
(d)内窓設置/内窓設置
推奨:Sグレード
(大:¥68,000 中:¥46,000 翔:¥29,000)
サイズ・仕様によってバラツキがありますが、個人的には補助率50%ぐらいのイメージです。
つまり、補助金なしに比べて半額ぐらいで工事ができる感覚かと思います。
結露防止、断熱効果を考えると検討の余地ありですね。
(見積必要 & 合計補助額が5万円以上が補助金対象 !!)
③給湯省エネ2024事業
補助金の進捗率が現在50%で、順調に推移しています。
当社の例を見ると、古いエコキュートから新しいエコキュートへの取替え案件が多いです。
そして殆どのお客様が、壊れたから補助金を使って買い替えるのでなく、
「もう10年以上も使っているのでもうそろそろエコキュートの寿命が近い気がする。ならば、この機会に取替えよう!」
というお客様です。
確かに機械ですのでいつ寿命が来るかは誰にもわかりません。
転ばぬ先の杖という事のようです。
「住宅省エネ2024年キャンペーン」は、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、家庭部門の省エネを強力に推進するため、住宅の断熱性の向上や高効率給湯器導入等の住宅省エネ化を支援する国の事業です。
興味のある方、何なりとご相談お待ちしております。