「サクラサク」(桜咲く!)

2023.02.16

2月の下旬になり気温も落ち着くのかと思いきや、三寒四温とはまさしくこのことか?!と言う天気が続いていますね。

皆さんはどのように過ごしていらっしゃいますか。電気代も気になるかとは思いますが、まだまだ暖房器具の出番は続きそうですね。

さて、来週25・26日は大学受験前期日程の試験日と言うことで、発表までの間は受験生、そして親までもが緊張の数週間を過ごすことになりますね。

その合格発表も今ではオンラインとなり、スマホ1台あればどこでも確認できる時代となりましたが、合否判定で良く耳にする「サクラサク」っていつから誰が使い始めたのか知ってますか?

大学入試の合否は、大学構内に掲示された受験番号を確認するか、時代が下ると合否通知が郵送されることで判明しましたが、いずれにしても遠隔地に住む受験生にとっては合否が判明するまでの時間的、心理的な負担が大きかったそうです。そこでいち早く合否を知る手段として、受験生が大学近くにいる人物に受験番号を確認してもらい、電報で伝えてもらうようにと1956年(昭和31年)に早稲田大学で始まったことが由来とされています。当初、この際に合格を示す文面として「サクラサク」(桜咲く)が用いられたことで、他大学の合格通知としてサクラサクがよく用いられて全国的に広まり、現在もサクラサクは受験合格を示す慣用句として用いられています。

そして「サクラサク」の他にも各大学独自の通知があるのを少し紹介してみましょう。

誰もが知っている、東京大学は   合格:「アカモンヒラク」(赤門開く)

                不合格:「イチョウチル」(銀杏散る)

お隣石川県の金沢大学       合格:「ケンロクエンサクラサク」(兼六園桜咲く)

                不合格:「フユノノトナミタカシ サイキキス」

                    (冬の能登波高し 再起期す)

面白い伝え方の秋田大学      合格:「ナマハゲカンゲイスル」(なまはげ歓迎する)

調べてみると、各大学色々な伝え方をしていたようです。

受験まであと少し!皆さんの「サクラサク」のを願っています。

総務 池田

 

 

 

 


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