佐渡裕 と 兵庫芸術文化センター管弦楽団
4月15日、オーバード・ホールにて佐渡裕指揮 兵庫芸術文化センター管弦楽団の演奏会があり行ってきました。
佐渡裕さんはご存じの通り「題名のない音楽会」の司会者や、最近ではTVコマーシャルにも拝見する世界を代表する指揮者ですが、その人気の高さにビックリ。私は4階の席だったのですが、とにかく会場は超満員でした。
驚いたことに演奏会に先立ち佐渡裕さんがステージに立たれ、「題名のない音楽会」そのままに優しい口調で、指揮者として初めて富山に来たことや立川志の輔さんとの交友関係、そして本日演奏される曲目の説明もして頂きました。
クラッシク音楽に疎い私にでも大変わかりやすい「つかみ」でした。さすが 佐渡裕!!
指揮者が演奏会の前に説明を頂けるのは初めての経験でしたが、この時点で佐渡裕ワールドにはまっていました。
オーケストラの兵庫芸術文化センター管弦楽団ですが、阪神・淡路大震災の復興のシンボルとして2005年に誕生した「兵庫県立芸術文化センター」(開館10年で年間来場者は50万人以上)の劇場専属オーケストラで、通称PACと呼ばれるそうです。(私は知りませんでした。)
このオーケストラ(PAC)には二つの顔があり、一つは当然ながら年間9プログラムの定期演奏会をはじめとした全国各地を回るプロとしての演奏活動と、世界中でオーディションを行い、世界各地から若手演奏家を集め優秀な人材を輩出するアカデミーの要素も持つ楽団だそうです。私のような素人にも画期的な楽団に思えますし、楽団の演奏水準も大変たかったように思えました。
アンコール曲は、佐渡さんが「皆さんが良く御存知な曲を」という言葉の後に宝塚歌劇団の愛唱歌「すみれの花咲く頃」を演奏されました。楽団の土地柄を考えた選曲であり、素晴らしい編曲と共に最後には会場は手拍子に包まれました。
音楽という日常生活にない瞬間=夢を求めて私たちは音楽会に足を運ぶのですが、その私たちをこんなにも幸せにしてくれた 佐渡裕と兵庫芸術文化センター管弦楽団に感謝です。
考え見れば、当社も住宅という夢を売っている会社です。どこまで感動できる判り易い商品作りと高い技術レベルを維持しているかと考えると、改めて身の引き締まる思いもしました。(佐渡裕さんと比べるのも、大変おこがましい話ですが・・・・)
当社では今週末に「マイホーム資金セミナー」、5月10日には「賢い家づくり勉強会」を実施します。お客様にとって本当に必要な情報とは何かを、佐渡裕さん程は出来ないとしても、誠心誠意取り組みたいと改めて思いました。
セミナー&勉強会 多くの方のご参加お待ちしております。
(記:小池英樹)