室内温度と湿度調整が「健康」と「省エネ」を左右!!
こんにちは。営業部の松浦です。
ここ数年前から床暖房を入れられるお客様が増えて来ました。私どもでも新築の約8割のお客様が設置されています。特に冬期間は本当に暖かいのでホッとしますね。
ここで、床暖房も含め寒いこの時期の暖房に、「より快適」でなおかつ「省エネ」に大きく左右するポイントが「室温」と「湿度」が影響することをご存じでしょうか。
特にエアコンや床暖房で部屋を暖かくする場合、やみくもに温度設定を高くしてしまう場合がありますが、そのまま暖房を続けますと、湿度がだんだん下がり30%以下になってしまいます。湿度が30%以下になってしまうと、体感温度は5度くらい低く感じるそうです。そこでさらに設定温度を高くして暖かさを保つようにしてしまうんですね。
ここで大切なのが「湿度」です。体感温度が設定温度より低く感じる場合、湿度を上げるだけで暖かい空間になります。私どもの床暖房付きの展示場でも、床暖房を付けたままにしておくと室温が27度くらいで湿度が25%ほどになってしまいます。しかし湿度が低いため室温が27度でもまったく熱さを感じません。
そこで加湿器をフル回転させ湿度を50%くらいまで上げると、今度は暑くて上着を脱がないと汗が出そうになります。これはサウナも同じで、サウナの室温は100度で湿度は10%くらいです。普通100度もあると大やけどしてしまいますよね。最近人気のサウナ室の焼き石に水をかけてバスタオルで扇ぎ、熱風を一気に攪拌する「ローリュ」はまさに湿度を一気に上げる現象と同じですね。
ですから冬期間の暖房費節約をするには「湿度調整」が大きなポイント!になります。もちろん断熱性の高い建物と言うことが前提ですが。そしてさらに湿度が低いと「のど粘膜」が乾燥して風邪も引きやすくなります。
「室温」と特に「湿度」のバランスが大切だということを意識されてこの冬を快適にお過ごしください。