Lovers-恋人たち
社長の小池です。
今日は9月11日は、ちょうど20年前の2001年 米同時多発テロが起きた日です。
20年前の9時過ぎに自宅のTVニュースを見ていたら、
ニューヨークの貿易センタービルの旅客機が突入する映像を流していました。
正直、画面の中の映画のワンシーンの様な感覚で見ていて、現実として受け入れ事ができなかった記憶があります。
この同時多発テロが発生した時、丁度ニューヨークに滞在しこの惨状を目の当たりした富山市出身の彫刻家がいたことを、皆さんはご存知でしょうか?(その当時は、まだ彫刻をなさっていなかった様ですが)
名前は、「吉野美奈子(よしのみなこ)」さん。
吉野さんは、同時多発テロ以降彫刻を始められ、同時テロや東日本大震災の追悼をテーマにした彫刻を制作さえれています。
彼女 及び 代表作「Lovers-恋人たち」紹介すると、下記の通りとなります。(一部:日本経済新聞、うウィキぺディア参照)
「テロの後、目の前に起きたことの意味をずっと受け入れられずにいた。そんなある日、通常は彫刻に向いていない、流れ模様の入った大理石が泣いている様に見えた。一心不乱に掘り出したのが、女性が静かに涙を流しているように見える頭像「Tears-涙」だ。
テロから争いが激しさを増す中で「Pain-痛み」を、イラク戦争の開戦を受けて「Pray-祈り」を作った。「平和のためのシリーズ」と名付けた3作品は、04年に米国最古の彫刻協会であるナショナル・スカルプチャー・ソサエティーの新人賞を受賞した。」
「そして、14年に初のパブリックアート「Lovers-恋人たち」がニューヨーク市のリバーサイド・パークに設置された。彫像本体の高さは275cm、台座を含む全長は345cm。
ラバーズ像周囲の小石1000個には、国境や宗教をこえた63カ国後もの言語の愛のメッセージが書かれ、人気スポットとなった。
現在はハドソン川対岸、エッジウオーターにある桟橋に永久設置され、恋人たちの聖地となっている。
「Lovers-恋人たち」は、神話のイザナギ・イザナミに着想を得て、世界を想像した最古で最初の恋人たちとして、国産み・神生みの神話をベースに、2人の人物が抱き合う様子を表しています。」
そして、今回のブログの本題です!!
この本家本元の像より、さらに大きい 彫像本体の高さが345cm 台座を含む全長545cmの「Lovers-恋人たち」が、この富山の富山駅北側ブールバールにあるってご存知でしたでしょうか?
この像が設置された時は、県内のマスコミ取り上げられた記憶はありますが、
正直、私はこのような世界的な像があることを忘れていました。
そして、9月11日に同時テロを思い出し、連想ゲームのように「Lovers-恋人たち」を思い出し、
9月11日の様子を撮ってきました。
まんえん防止等充填措置の期間でもあり、土曜日の夜にしては寂しい感じでした。
「Lovers-恋人たち」が富山県の貴重な世界に誇る宝として、
富山県 いや日本人の愛の聖地になることを夢見た夜でした。