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気密性能の高い住宅の音対策の重要性当社の住宅をはじめ最近の住宅は、
気密性能が上がっています。
気密性能が上がることで、
隙間風が無くなり、
断熱性能の向上と相まってランニングコストの軽減、
住宅内の温度差が無くなりヒートショックの対策
が図られます。
一方で、密閉された住空間になる為、
換気などの対策が重要になります。
さらに、気密性が上がる事で、
外からの音が室内に入らない為、
遮音性が高まり
静かな住環境が生まれるというメリットがあります。
一方で、
デメリットとして、
室内で発生した音が、住宅内で反響する事態が発生します。
カーテンや、家具を入れることで音を吸収し
反響を抑える効果は有るのですが、
現実、不十分とも言えます。
従って、音が発生しても、
反響しにくい住宅の建て方も、
今の時代には重要な課題になります。 -
2階の床音対策音対策で、
特に問題になるのが、
2階から1階に響く反響音対策です。
当社では、
2階の床の仕上げは、
①構造用合板 厚み:28mm
②サウンドカット
③遮音ボード(タイガースーパーハード) 厚み:12.5mm
④フローロング 厚み:12mm
を、標準としています。
(写真左側:構造用合板の上にサウンドカットを塗布状況)
(写真右側:2階の床に遮音ボード施工完了状況)
更に、
「2世帯住宅 ファミーユ」では、
①サウンドカット 2層
②遮音ボード(タイガースーパーハード) 2層
を標準とすることで、
小さなお子様がいらっしゃる2世帯住宅での、
音対策の強化を図っています。 -
1階の天井の音対策当社では、2階の床対策に、
1階の天井裏に、
吸音材を敷き詰める事で、
更なる強化を図っています。
材料は、
高性能グラスウール(25kg/m3)
厚み50mm
です。 -
2階の排水音対策2階の音対策で、
床音以外に排水音があります。
一般的に、
2階にトイレや洗面化粧台を設置する事が多くあります。
特に、トイレの排水は一気に水ながれる為、
その折に大きな音が発生します。
当社では、この排水音対策として、
2階からの排水パイプに、
消音材を巻きついけています。
(左側は、2階の床下を通る消音材を巻きつけた配水管の写真)
(右側は、2階から1階床下に下りる配水管のスペース=パイプスペース
の消音材を巻きつけた配水管の写真)
工事の流れ ⑦音対策編
2019.08.24
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